森づくりシンポジウム『人の心に木を植えよう』
Posted at 10/02/01 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
30日、日曜日の昼下がり、小雨模様の中ジャイアンツの優勝パレードが行われました。(テレビのテロップで決行する案内あり)
もちろん興味のない私はそちらには目もくれず、宮日会館であった『森づくりシンポジウム』に参加してきました。
急きょピンチヒッターで登場した、イギリス生まれで日本国籍を取得した作家の『C.W.ニコル氏』は、なかなか興味のあるお話をされ、いたく感動したところです。
自分の生い立ちから話がスタートし、日本の自然と生態系、そして人々の生活が一体として成り立っていた時期と、現在の乱開発による様々な影響に胸を痛め、自ら荒れた森を購入し失われた森と生態系の復活を地道に続けています。
そして2002年には財団法人を設立し、2005年にはエリザベス女王より名誉英勲章を授与され、その活動に影響された多くの方々が賛同し活動に参加されています。
そして現在、ニコル氏はある重要なことに気付き、活動に広がりと深さが加わっているようです。
それは、虐待児童や不遇の児童に森の自然のいとなみに触れさせ、生き生きとした笑顔を取り戻させること。
それがこの日の講演の題目『人の心に木を植えよう』でした。
ニコル氏は、現在長野県黒姫に居を構え環境保護活動と執筆活動を続けながら、森を育て、人を育て、日本人が忘れかけている心を育てようとしているのかもしれません。
感謝!
by:フリーマン2