手の震え ⇒ 本態性振戦(ほんたいせいしんせん)
Posted at 10/03/11 PermaLink» Comment(1)» Trackback(0)»
昨日の『ためしてガッテン!』では、手の振るえの種類と対策について分かりやすく解説されていました。
大体手というのは常に震えているのが普通で、緊張するとそれが増幅され、危険から身を守る動物の本能でもあるようです。
それは手のひらにコピー用紙のような紙を載せるだけで簡単に実験できますのでやってみてください。
写真の女性も振るえが増幅されていたようです。(^^)
震えを止めようとすればするほど大きくなるのも自然の成り行きです。
これは、腕の二つの筋肉が、極微小ではあるけれど常に上下に作用していて、止めようとすると自律神経が筋肉を興奮させることから起こる症状だそうです。
症状が激しくなると、お茶を入れる手がかなり振るえたり、箸がもちにくく自分の口にご飯を運ぶことが困難になります。
これが『本態性振戦』で、日本では400万人以上が悩んでいるとか。
この改善策は『ベータ遮断薬』という薬で和らげることができるようですが、循環器系に副作用が出るので心臓等に疾患のある方は注意が必要とのことです。
二つ目の震えは、普段はまったく症状は出ないのだが、突発的に発生し、起こっても数秒ですぐ収まるような震え
これは『脳梗塞』を疑うべきで、下手すると命を落とすことにもつながるそうですので、神経内科で治療したほうがよさそうです。
最後は『パーキンソン病』
これは日本では15万人の患者がいるそうで、介護が必要な病気の第6位にランクされてるやっかいな病気です。
手の力を抜いても振るえ、また、二つの動作が同時にできなくなったり、声が小さくなったり、顔の表情の変化がなくなったりします。
しかし薬がよくなり、改善はできるようですので、周りの方々の理解が重要であると結ばれていました。
この『ためしてガッテン!』、かなり勉強になりますね。
by:フリーマン2
"手の震え ⇒ 本態性振戦(ほんたいせいしんせん)"へのコメント
CommentData » Posted by sayori8 at 10/12/24
私の場合、少しひどくて就職できないです。できてもすぐ辞めさせられます。大したことないのに受け入れてもらえないです。年も年で。喘息もあり、ベータ遮断薬がつかえない んです。なんとか最新の情報が知りたいです。