下水道管路管理技士 更新講習

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昨日は会社から5人、資格保持者は部長の車に相乗りし、一路福岡を目指しました。

出発する時は宮崎はあいにくの雨。これからしばらく続くみたいだ!!

気が重いのである。

お昼からの講習なので、朝8時くらいに出発し、ゆっくり安全運転で

高速を走って行きました。

この下水道管路管理技士の合格者数は、全国で、総合技士165人

主任1690人、清掃・調査・修繕の各部門の専門技師で約2400名

から2800名の技士がいます。

その中で私は清掃と修繕の専門技師の資格を持っています。

我社には2人の主任技師もいます。

このような専門の知識を持った技術者が、各市町村のインフラ整備及び

インフラの維持修繕にあたっております。

今回は、管渠の維持管理における安全対策についてしっかりと講習を受けて参りました。

今までに多くの方々が、酸欠や硫化水素事故、急増水による事故などで亡くなっております。

硫化水素は腐敗臭がするので何とか危険回避が出来ますが、酸欠は無味無臭なので

吸入したとたん一発でMHに落下、そのまま亡くなるというケースが多いみたいです。

その他には、東日本大震災でも多くの日本下水道管路管理業協会の会員が復旧・調査に

あたられ、素晴らしい貢献をされた報告を受けました。

我が宮崎県には、この管路協に入会されている業者は少ないです。県内に6社しかありません。

しかも専用の機械などを保有している会社は少ないと思います。

様々な協会が災害時の協定を結んでいますが、インフラ関係特に 下水道に何かが起こった

時は、専門の管路のプロの会社が対応しないと、物事は前に進んでいかないと思います。

管路協の各地域支部で災害支援の協定を結んでいるのは、全国で42の自治体と締結してい

るみたいですが、北海道や中・四国、九州地区では1件もないみたいで、その所を危惧されて

ました。宮崎県には部会もありません。

今回の講習を受けて、自治体とはまだ話をしていかないところがたくさんあるなと感じました。

講習が終わるころには、福岡も大雨になり、週末金曜日の夕方、雨降りと言う事で、道路は

非常に混んでいて、宮崎に帰りついたのは11時前でした。

ホント疲れた一日でした。

P1001445.JPG  

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5年後にまた講習があります。

会社としては、トータル維持管理業者を目指して、技術者の育成に

取り組んでいこうと思っております。

 

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