東北被災地視察研修の旅

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5月31日から6月2日まで、東北方面に行って来た。そこには凄い光景があった。

宮崎県舗装協会の技術委員による、東北被災地視察が行われ

我ら9名が参加した。

初日と帰る日は移動日で一日が終わるという旅でしたが

2日目の岩手県から宮城県に入った途端、光景が一変して

TVで見ていた物が、現実に目と脳に入ってきて、愕然とした。

バスに乗って車窓から見える風景にただ『あー、わー』とかの

感嘆の単語しか出てこなかった。

P1001401.JPG 流されてきた大型の漁船

P1001402.JPG 何も残っていない居住地

P1001407.JPG 漁港のまわりはがれきの山

随分と片付けは進んでいますが、まだまだこれからといった状態です。

これらは 気仙沼 の写真です。幹線道路の復旧は進んでいますが

住宅地があった平地の所なんか全く何も無く、建設も進んでなく

ただ、重機とダンプががれきの片付けをまだやってました。

P1001413.JPG 高い場所からみた気仙沼の漁港です

この高台の下に、元気屋台村というのが出来ていて、そこで働く方々は

みんな一生懸命に頑張っていました。宮崎から来たと言ったら、とても

喜んでくれて、ここらのお店にも、宮崎の漁師の人も飲みにくるよと言ってました。

皆さん大変な苦労をされたのに、ほんとそんな様子も見せずに明るく呼び込みを

されてました。この方々にかける言葉が見つからずに苦労しました。

『頑張って下さい』って軽々しくは言えませんでした。

P1001415.JPG 南三陸の役場があったところです。

このあたりも、全く何も無く、草もそんなに生えていない状態でした。

P1001425.JPG 日本三景の 松島

このあたりも被害はあったみたいですが、復旧が早かったみたいです。

今回は宮城県でNIPPOの東北支店、東北試験所にお世話になり

震災時の生のお話や、貴重な経験話を聞かせて頂きました。色々と段取りして

頂いた、蓮田所長様はじめ関係各位の皆様かた、本当にありがとうございました。

色んな意味で勉強になりました。

今回の2泊3日の東北研修、ホント勉強になったというより、これは日本人だったら

見ておかないといけない歴史的事実だと思いました。

色んな写真を撮ってきました。(抵抗もありましたが)

色んな話も聞いてきました。機会があったらどこかで話そうかと思っています。

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