あっ、うちの子は野球やってねーし。興味も無いみたいだし。
プロ野球経験者がある問題をクリアすればアマ側、高校野球の
監督も出来るというニュースを見ました。
詳細は次の通り。
プロ野球経験者の高校野球監督への道が一気に広がる。元プロ選手が学生野球の指導者になるための規定などを話し合う「学生野球資格に関する協議会」が17日、都内で行われ、プロ・アマがそれぞれ設ける研修を経て承認されれば、指揮を執ることができる条件緩和案がプロ側に示された。教師などでの2年在職が条件だったハードルが下げられ、桑田や松井ら甲子園のスターが高校球児を率いて聖地に帰ってくる夢が膨らみそうだ。
歴史的な雪解けだ。プロ・アマの交流断絶のきっかけとなった、いわゆる「柳川事件」から50年余。この日、午後2時から始まった会議では、両者の距離を一気に縮める画期的な案が示された。プロ側が学生側に提案していた研修制度の新設について、アマ側が回答。まず、NPB側が研修を設置し、この研修を修了した者が、続いて学生野球側が設ける研修を受講。その後、学生野球協会への申請を経て資格が認められる、というものだ。
特に、高校球界にとって大きな歩み寄りとなる。すでに大学や社会人では元プロの指導が緩和されつつあるが、現在、元プロが高校で指導者になるには、教諭、臨時講師として2年の在職が条件。今回の回答は、この条件を事実上撤廃、教員免許がなくても高校野球を指導できるようにした形だ。日本学生野球協会の内藤雅之事務局長は「5月ぐらいまでに研修制度の要項を作っていきたい。(研修期間は)2日か3日ぐらいかかるものではないか」と話しており、大幅な期間短縮となる。
この制度が今年中に整備されることになれば、甲子園から巣立ったスターが、高校球児を率いて聖地に帰ってくる道が広がる。PL学園に桑田監督が、清原監督が誕生する夢は膨らみ、昨年末に引退を表明した松井(元ヤンキース)が母校・星稜の監督になることも可能になる。2つの研修を修了して資格審査を通過すればの話だが、ハードルが大きく下がったことは事実だ。
プロ・アマの大きな雪解けについて、早実で甲子園優勝経験のあるソフトバンク・王貞治球団会長は「お互いにとって垣根が低くなるのはいいこと。子どもたちも教えてもらいたいということもあっただろうし、教えたくても教えられないという人もいただろうし。(プロの)ノウハウもあるわけだからね」とコメント。日本高野連プロアマ健全化委員会の西岡副委員長は「今の選手たちは、プロとアマが断絶に至った経緯を知らない。元高校球児の『恩返ししたい』という思いを聞いてきた。ここでつぶれたら2度目はない。(プロ側には)真剣に取り組んでほしい」と訴えた。かつて高くそびえていた「壁」は、確実に低くなっている。
桑田真澄氏(スポーツ報知評論家)「今までプロアマが分断されてきたのは選手の獲得合戦が過熱したことが一因でした。二度と同じことが起きないよう、関係者にはスポーツマンらしい振る舞いを望んでいます。そして、何より野球が好きで競技力を高めたいと思っている若いアマチュア選手のために素晴らしい決断だと思います。元プロ野球選手には技術のみならず勉強の大切さや失敗しても挑戦しつづける姿勢を伝えてほしいと思います。また、アマチュア球界の指導者から優れた面を学んで切磋琢磨(せっさたくま)してほしいと思います」
サッカー界はどうなっているのかな?
メッシ監督とかロナウド監督とか?
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