平成19年度研修会「防災マップ公開セレモニー」
Posted at 07/05/22 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
【防災マップ(災害資材置き場ナビ)】作成の趣旨
当協会では、平成17年9月の台風14号の被害の際、土嚢作りや災害廃棄物の収集運搬など行政と連携を取り、協力をしましたが、その際、土嚢用の砂の手配やダンプ、その他重機の手配に苦慮した経緯がありました。
また、平成18年5月の宮崎県と宮崎県建設業協会との「大規模災害時における応急対策業務等に関する基本協定」締結を受け、「宮崎地区建設業協会災害応急対策協力支援活動実施要綱」を策定し、支援体制を整備してきました。
そうした中、ITを駆使し、地図上で資機材の保有状況を確認でき、必要な場所や資機材に応じ、迅速に手配できるようデータベース化を計画し、昨年7月からプログラムの作成を始め、今年2月から会員データの入力を行い、ようやく運用ができる体制が整いました。
このような業界での取り組みは、全国的にも数少なく、九州では初の取り組みとなります。
今後、この防災マップを活用して緊急時の早期災害復旧に取り組み、地域に貢献できればと考えております。
防災マップ公開セレモニー次第
1. 開会のことば
2. 主催者あいさつ
3. 防災マップ公開
4. 祝辞
5. 来賓並びに講師紹介
6. 基調講演
7. 入札契約制度改革並びに公共工事予算等について
8. 閉会のことば
※セレモニー資料のダウンロード
セレモニーは、原田環境対策委員長の司会で、開会され、続いて児玉会長が、前記の趣旨説明をされ、ログイン用のユーザ名及びパスワードをお渡ししますので、ご活用下さいと挨拶しました。
次が、本日のメインとなる防災マップの公開です。まず、濱砂副会長がパソコン操作を行い、インターネットに接続、ログインを行い、地図上に会員のデータが表示させ、行政の方々にその状態を見ていただきました。
活用事例として、瓜生野郵便局付近で倒木が、道路をふさいだ為、4tユニック車を使った除去作業を想定し、まず、4tユニックで検索し、瓜生野郵便局付近へ地図を移動させ、近くのポイントに連絡を取り、作業を行なうといった模擬操作も披露しました。
このマップを行政の方々に、緊急時に活用していただけるようログイン用のユーザー名とパスワードを記したプレートを宮崎県、宮崎市、清武町の関係行政機関に授与しました。
続いて、津村宮崎市長に祝辞をいただく予定でしたが、公務のため欠席された為、変わって井上副市長に祝辞をいただきました。祝辞の中で、このマップを使う事態が発生しないことが望ましですが、緊急時においては、活用させていただきたいとのありがたい言葉をいただきました。
次の基調講演では、『情報を発信すること「防災協定マップ」の意義 Web2.0の時代の建設業について』と題し、IT化コンサルタントの桃知利男先生に講演をしていただきました。講演の内容については、後日にします。
その後、入札契約制度改革及び公共工事予算等について宮崎県、宮崎市、清武町の関係行政機関からお話いただき、川上副会長の閉会のことばで盛会に終了しました。
報道関係にもMRT、UMK、NHKの放送局をはじめ、宮崎日日新聞、朝日新聞等の取材していただき、この取り組みを地域の方々にも理解していただき、建設業のイメージアップに繋がればと思っております。
Tags: 災害資材置き場ナビ , 桃知利男 , 防災マップ
投稿者: miyaken 日時: 2007年5月22日 17:10
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