2007年「今年の漢字」は「偽」に…
Posted at 07/12/13 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今年の世相を漢字1文字で表す年末恒例の「今年の漢字」に「偽」が選ばれたようです。
確かに、多岐にわたる様々な偽装が発覚した1年だったような気がします。これは、世の中が変わったと言うことなのでしょうかね。
食品関係の産地偽装や製造日・賞味期限改竄、耐震強度偽装、公務員の裏金、スポーツ選手のドーピング違反などたくさんあったと思います。
この偽装問題は、今年に限ったことではありませんが、これまで慣例的、常習的に行われてきていたものが、認められない世の中となったのか…(疑問??)…一部分としてはそうした考え方も出来るでしょう。
ただ、偽装問題の発覚の経緯を考えると、大半が内部告発によるものではないのかな…(憶測ですけど…)、内部の人にしか分からないような事実が明るみに出るのですから…(そうした意味では、ちょっと怖いような気もします。)
偽装そのものは悪いことですから改善すべきことなのですが、その(内部告発に至る)経緯の裏側にどんなことが起きているのか分かりませんが、人の思想というか考え方の部分でも世の中は変わってきているのかもしれません。
話は「今年の漢字」にもどりますが、これは日本漢字能力検定協会が全国公募した結果のようですが、「偽」が18.22%と断トツの1位、以下「食」「嘘」「疑」「謝」が2%台で続いてますが、これらは「偽装」に関係する内容のもので、いかに今年1年が「偽装問題」で騒がれたかということを反映しているようです。
参考までに6位-20位も紹介しておきますと、「変」「政」「乱」「暑」「心」「辞」「生」「信」「金」「愛」「幸」「真」「温」「笑」「竜」となっているようです。
来年は、良い意味の漢字が選ばれるような良い年となることを祈っています。
投稿者: miyaken 日時: 2007年12月13日 10:02
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