この災害資材置き場ナビは、緊急時に必要な資機材を迅速に収集するため、会員の保有する資機材をデータベース化し、地図上で管理できるようにしてあります。

ところが、このシステムに一部不具合が発生しており、その修復を行うことになっているのですが、それに併せて、地図上で工事情報を提供できるシステムも導入しようと考えています。

こうした情報を提供することで、工事を行っている場所が一目で分かり、予め渋滞や迂回などを予測させることができ、地域の方々にも役に立つのではないかと思っています。

さらには、このシステムではブログと連携を取ることで、工事の進捗状況などを掲載することが出来るようにし、工事の状況を写真などを通して見てもらうこともでき、地域住民の方々に工事への理解を深めていただきたいとの願いもあります。

現在、宮崎県と宮崎県建設業協会が締結した防災協定（平成18年5月）に基づき、その下部組織である当協会もこの協定に即した活動を行っています。

さらに、宮崎市とも防災協定を結ぶことで事前協議は終了しており、来月にも調印式が行われる見込みとなっています。

地元である宮崎市との関係は、県との関係以上に密なものであり、そうした意味からも災害資材置き場ナビの不具合解消は重要性を持っており、急がれるものとなっています。

今、災害資材置き場ナビの修復と工事情報マップの作成の準備を行っており、来年度（平成21年4月）から運用を開始したいと思っています。

この新たなシステムでは、今まで以上に地域住民の方々に情報提供が出来るようになりますので、建設業に対する正しい理解が得られればと思っているところです。

私たちは、地域ために頑張る建設業なのです。

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