宮崎県舗装協会は11月16日宮崎県建設技術センターで「平成24年度 道路技
術講習会」を開催しました。
講習会は舗装協会会員のほか、国交省や宮崎県など行政機関の技術に携わる
職員及び建設コンサル会社の技術者など132名が参加、道路舗装に関する
最近の情勢や、これからの道路維持管理等について熱心に学びました。
この講習会は宮崎県の後援協力があり、技術者の知識研鑽、技術力の向上を
目的として、毎年この時期に開催しています。今年度は、河野孝夫会長のあい
さつに始まり、続いて宮崎県県土整備部の濱田良和部長(代読 大田原宣冶次長)
のあいさつをいただきました。
講習では、宮崎県県土整備部道路建設課 谷口幸雄課長が「宮崎県の道路行政
に ついて」県内の道路関係予算、道路構造物の保全等について講演し、続いて
福岡大学工学部 佐藤研一教授が「これからの道路維持管理と題して」GISを
用いた道路維持管理業務などを詳しく説明しました。最後の講演は、独立行政
法人 土木 研究所 道路舗装研究グループ 舗装チームの久保和幸上席研究員が
「最近の道路舗装技術に関する話題」として公共工事減少等に伴って、技術力
の低下を課題に挙げ、その為には、舗装工事の性能規定を普及化し、技術力に
よる競争を伸ばすことが必要であると強調しました。
この講習会に参加した皆さんはメモを取りながら、各講師の講演を熱心に
学んだ4時間でした。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。