道路の老朽化対策と技術がキーワードの道路技術講習会

平成26年度 道路(舗装)技術講習会を開催しました。

 今年度の道路(舗装)技術講習会は(公社)日本道路協会・(一社)日本道路建設業協会九州支部・宮崎県舗装協会の社が主催者となって平成261114日(金)宮崎市民プラザ「オルブライトホール」で開催しました。

 国土交通省九州地方整備局及び宮崎県のご後援をいただき、九州各県から官公庁技術職員の方々、各県舗装協会会員の皆さん、建設業に携わっていらっしゃる技術者の皆さん、総計293名の参加があり、熱心に受講されました。

 この講習会は、毎年この時期に九州各県の舗装協会が輪番制で持ち回り、平成元年度、佐賀県からスタートして宮崎県では回目の開催となりました。

 今年月には東九州自動車道も県内全線開通し、交通アクセスも便利になりました。講習会でははじめに、宮崎県舗装協会 河野孝夫会長が開会あいさつ、続いてご来賓としておいでいただきました宮崎県県土整備部長 大田原宣治様から技術者の知識研鑽及びご来県歓迎あいさつを賜りました。

 その後講習会に入り、国土交通省九州地方整備局 道路部長 喜安和秀様が「道路を取り巻く最近の話題」、続いて宮崎県県土整備部 道路保全課 課長 馴松義昭様の「宮崎県の道路について」、 3時限目は九州工業大学大学院 工学研究院 建設社会工学研究系 教授 廣岡明彦様の「盛土の津波被災メカニズムと津波に強い道路盛土構造に関する遠心模型実験」、最後に独立行政法人 土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム 上席研究員 久保和幸様から「最近の舗装に関する話題」の演題でご講義いただきました。この講習会は技術力向上は基より、継続学習制度の認定講習(4unit)のメリットもあり、参加者は意義のある講習会と評していました。

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