ホームページを持つことには…(後編)
Posted at 07/04/18 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
ホームページを持つことに重要性はあるのでしょうか。
これは難しい問題だともいえますが、当協会員は、大半が土木工事が主体です。土木工事といえば、そのほとんどは公共工事ということになり、発注者は「行政」となります。すなわち、広告やピーアール活動が、業績に直結しない世界だともいえます。
当然のごとく、ホームページを有する会員は、ほんの一部に過ぎず、そのほとんどが建築工事も行なう業者、つまり民間工事がある会社となっています。このような会員へ「ホームページを持ちませんか」といったところで、答えは一つ「ノー」以外にありえません。しかし、ホームページを持つことに何らかの意義を見出すことはできないのでしょうか。
順当に考えると、「ホームページを持ちましょう」という答えは導きにくいので、逆から考えてみると、ホームページを持つ必要のない会社とはどんな会社なのでしょうかということを考えてみます。
1.営業により新規客(仕事)を取る必要がない。
・公共工事が主体の当協会員には、まあ当てはまります。
2.お客様(行政)や取引先にインターネットを使える人がいない。
・公共工事も電子化が進んでいますので、これは当てはまりません。
3.会社の詳細を知られると困る。
・これは当てはまらないと思います。詐欺の会社などが当てはまるのでは…
4.ホームページを作成・更新する費用がない。
・作成や維持にそれなりの費用を必要としますので、少々問題ありかな…
他にもあるとは思いますが、1から4すべてが当てはまれば、必要なし。当てはまらないものがあれば、ホームページを持つことに何らかの意義が出てくるのではないでしょうか。
「グーグル八分」こんな言葉を聞いたことがあります。正確には、グーグルのガイドラインに違反した場合、検索から削除されることですが、比ゆ的に使えば、「グーグルに出てこなければ、存在しないのと同じこと」という意味に使われているようです。これだけインターネットが普及している以上、根本的な否定はできないのではないでしょうか。
「ホームページを持つことには…」の結論ですが、更新の難しかったホームページですが、ブログ化をすることで、日々新しい内容が書き込まれます。そこに、協会のこと、会員のこと、地域のことが出てくれば、読んだ人が協会を知り、会社を知り、地域を知る。それが、各会員へ広がれば、業界全体が一塊となり地域に貢献できる、協会ネットワークが完成するのではないでしょうか。
- この内容には、当協会員がインターネット、ホームページをもっと積極的に利用していただきたいとの希望がこめられており、一般には当てはまらない部分があります。
Tags: インターネット社会
投稿者: miyaken 日時: 2007年4月18日 10:56