今回は、「交通安全　ゆずる優しさ　待つゆとり」をスローガンに、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本として、重点項目に「1.飲酒運転の根絶」「2.自転車の安全利用の推進」「3.後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「4.交差点マナーアップの推進（宮崎県独自）」を定め、交通安全運動が実施されます。

この運動を前に、昨日（5月10日）、東京都内の駅前や商店街96ヶ所で自転車の交通違反一斉取締りが行われたようです。この取締りでは、数件の検挙と2000件以上の警告があったようです。これは、自転車の対歩行者事故が全国的に増加傾向にあることから、今春、警察庁が取り締まりの徹底の通達を出したことによるもので、自転車が車両だという認識の薄さが原因にあると思われます。今後、こうした取締りが強化されるようですので、飲酒運転、2人乗り、傘さし運転、携帯電話の使用など交通違反となり、罰金や刑事処分がありますので注意が必要です。

事故防止については、私ども建設業は、交通事故だけではなく、作業中の事故についても注意が必要です。日頃から安全管理には、気をつけられているとは思いますが、慣れや気の緩みが事故に繋がりますので、今一度、安全管理の再確認をお願いしたいと思います。