内容はといえば、HPの広告媒体としての有益性を実感した上で、低コストでの中小企業のHP作成を支援したいというものである。

ここで、問題となるのは、「後編」述べてきた、HPを持つことの意義を分かり、必要だと感じるかがポイントとなる。必要だと認識されればこそ、それを如何に低コストで作成し、管理するかという問題にぶつかることになる。必要性の理解者を増やすかが課題となるのである。

実は、当協会では、今年度の事業として、会員へのHP作成支援を計画中で、会員への支援ということもあり、この記事の2分の1から3分の1で提供できるように計画中であるが、この事業を展開する前に、会員がHPを必要だと感じるかいやHPが必要だと如何に認識させるかが検討課題としてあがっているのである。

その意味では、この記事の内容が必要性認識の一つの題材として活用できるような気もする。結局、HPを必要だと考えない人にとっては、その作成及び管理費というものは、無駄な出費にしか過ぎないことになり、この問題をどう解決するかが、この記事の支援事業の成功につながり、また、当協会の会員支援事業の成功につながるといえるのではないでしょうか。