電子入札支援事業
Posted at 07/05/29 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
宮崎県の電子入札全件運用(7月)を前に、電子入札支援事業を行ないました。
今回の支援は、ICカード(電子認証カード)のセットアップや電子入札をするための設定を一括して行なうものです。業者に依頼をすると、通常2・3万円かかるとのことから、協会にパソコンを持ち込んだもらい、業者に一括作業をしてもらうもので、費用も3,000円と割安で出来るように計画をしました。
案内は、最終の対象となるDクラスの会員30社程度に行ないましたが、参加の回答は7社、残りの会員すべてが準備完了ということなら素晴らしいことですが、中には準備ができていない会員もいます。昔ながらの土方意識なのか、「どうにかなるだろう」「協会がどうにかしてくれる」との考え方が根強く残っている現実が、僅かながらうかがえます。
「どうにかなるだろう」確かに昔は通用した部分がありますが、段々と電子化が進み、情報の開示が求められるようになった今では、どうにかできる部分が殆どなくなりつつあります。このことに早く気付き、「自ら情報を入手し、自ら行動する」と言った姿勢を取っていただきたいものです。
話は、支援事業にもどりますが、最終的な出席者は2社のみ(ほかの方々は大丈夫なのだろうか??)でした。作業自体は、難しくないのですが、インターネットの設定を少々変更しないといけない部分があったりと、手間取る部分もありましたが、県のホームページに詳しく説明はされてますし、県の方も問い合わせれば詳しく丁寧に説明をしてくれるようです。
問題の設定作業は、県に電子入札システム利用開始申請が済んでなかったため、最後の県への登録が出来ませんでした。本日、申請をしましたので、県から登録番号を受け取った後、登録作業を行うことになってしまい、ちょっと不完全なところで終了してしまいました。
その後のサポートも今日の担当者がしていただけるということでしたので、本日参加した2社の方は、近々登録完了となり、電子入札開始に向けて模擬入札などの練習を行なうことが可能となります。
最後に、すべての工事が電子入札で行なわれる7月まで、1ヶ月ほどとなりました。電子入札は、事前準備に約1ヶ月(ICカードの取得に約2週間・電子入札システム利用開始申請に約1週間)かかりますので、今から準備を始めれば、ギリギリ間に合う計算です。(だた、模擬入札などの練習期間がありませんが)まだ、準備をされてない業者の方は、準備を早めに行なっていただきたいものです。
投稿者: miyaken 日時: 2007年5月29日 15:34