本当にそうなのだろうか…
Posted at 07/08/11 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今日は、東国原知事のブログ(8/9付)に対して、ちょっと一言…
官製談合を受け、入札契約改革に乗り出した。勿論、地域要件や総合評価方式等を加味し、地元業者さん達に最大限配慮しながらの改革である。入札での平等・公平・公正性を確保しながら、地元業者の保護育成にも気配りをしなければならない。難解な改革である。
現在、県内の業者さん達と意見交換しながら、最低制限価格等についても検討して行く予定である。まだまだ、改革の途中である。我々、職員一同、その難解な改革に真っ向、勇気を持って、正義を持って、取り組んでいる。宮崎をクリーンにするために、宮崎を刷新するために、宮崎を新しくするために、それこそ、県民総力戦である。 そんなとき、改革に抗議のある業者さんの一部が県庁の前で座り込みだという。もう、泣きたくなる。
※新しのまんま日記!(2007年8月9日「無意識・有意識」)
「泣きたくなる」…本当に泣きたくなっているのは、業者の方だと思いますが…。「地元業者さん達に最大限配慮しながら…」、「地元業者の保護育成にも気配りを…」とありますが、業者の方々の中に「配慮」や「気配り」を感じている人はいないと思われますが…。
確かに「官製談合事件」を受けての入札契約制度改革です。急を要したという面も持っていますが、導入時期や範囲拡大の時期、それに入札方法について、もう数ヶ月議論の時間があってもよかったような気がします。
結果として、建設業の倒産、廃業の急増に結びついています。(入札契約制度改革のみが、倒産、廃業の要因ではないと思いますが、これまでの公共工事の減少による経営状態の悪化を加速させたことは間違いないと思います。)
この改革により、業者は当然困っていますが、発注者側も品質確保等の問題に加え、落札業者の相次ぐ倒産で困っているはずです。発注者も受注者も困っているということは、この改革は…いかなるものか??
早急な対応策が必要なはずです。そこには東国原知事の言う「配慮」や「気配り」が感じられる内容であって欲しいものです。
それから、「座り込み」の件ですが、今回は業界団体が静観しましたが、今後の成り行きしだいでは、「数千人規模の座り込み」ってことがあるかもしれませんね。(ちょっと大げさかな??)
投稿者: miyaken 日時: 2007年8月11日 22:00