学力について
Posted at 07/08/17 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昔の経験から「学力」について考えてみます。現在にマッチしているかは…??
最近、日本児童の「学力低下」が問題になっていますが、教育のあり方が変化した結果なのかな…と思います。この10年から20年の間で、学校教育が大きく変わったと感じています。(世の中の変化で仕方ないことかもしれませんが…)
まず、学校での体罰がニュースとなります。40歳以上の人だと学校で悪いことをしたら、先生から「げんこつ」や「びんた」は当たり前だったんじゃないでしょうか。それが、いつの間にか…変わりました…。
また、学校の週休二日制やゆとり教育などで、授業時間の減少…受験に望む学校では、授業時間確保が大変で、受験に関しない科目の未履修問題などが起こる始末。(これでいいの…)「ゆとり教育」は方向転換のようであるが…。
様々な問題(学歴社会など)から、学校教育を見直してきたのでしょうが、それが良かったのか悪かったのか…昔では考えられなかった事件や犯罪が、若年者により引き起こされている事実もあります。(古き良き時代…悪いことをしたらガツンと一発…体罰を肯定すると批判されるかもしれませんがね。)
これは10年以上前に感じたことですが、地域格差というか中央と地方の違いでしょうか。学校教育自体は、大差ないのかもしれません…地方の方が熱心かも…。これが、受験(大学)勉強となると雲泥の差となります。
それを体感したのは、衛星放送で東京の予備校の講座を配信し授業を行なう、衛星放送予備校の説明会に参加したときのことである。実際にどんな授業が行なわれているのかを体験したとき、その内容にショックを受けました。
10分程の短い時間での体験ですが、内容が良く分かる(分かった気になる)し、授業に引き込まれるそんな(受験のためには)素晴らしい授業で、当時の宮崎ではこんな教え方の出来る人はいなかったと思います。(私も高校時代にこんな授業を受けていたら人生が変わっていたかも…そうも考えました。)さすがは、一流講師と呼ばれる予備校講師の授業、年俸1億以上(当時)といわれるのにも頷けるものでした。
これは昔の話で、こうした教育の現場から離れていますので、現状は良く分かりませんが、中央(東京)の人が多く東大に、九州では福岡の人が多く九大に、といったようにあるレベルのステージ地域にあり、地方の人は上のステージにある大学に挑戦するわけですからかなりハンディーを背負っていたということになります。
そうした格差を衛星放送を利用した授業配信システムは、格差是正のための画期的なシステムだったと思っていますが、実際に格差が縮まったかは分かりません。
中央と地方の格差は、様々な分野でいわれますが、是正していくことは難しいことですね。この世の中の仕組みでは、開いた格差を縮める術がないような気もします。(広げることは簡単かも…)
言いたいことが良く分からなくなったので、「昔は良かった」ということで結ばせていただきます。
投稿者: miyaken 日時: 2007年8月17日 08:56