第21回 宮崎県建設業協会青年部連合大会
Posted at 07/10/24 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
この大会は8月2日開催予定でしたが、台風5号の影響で延期となり、ようやく昨日(10/23)に開催にこぎつけました。
第1部、青年部を中心とした大会式典、第2部、『改革と地域建設業の役割』と題したフォーラムの2部構成で開催されました。
フォーラムでは、まず基調講演として、前国土交通省技監の清治真人氏が「国土と地域における建設業の役割」の演題で講演を行いました。
中でも印象に残っていることは、地方にはインフラ整備が必要であるということ、計画を前倒ししてインフラ整備を行うことも、意味のある施策になりうるということでしょうか。
その後、パネルディスカッションですが、東国原知事が到着早々に挨拶に立ち、「最近ジョギングをしますが、皆さんよく手を振ってくださいます。たまに冷たい視線を送る方がいらっしゃいますが、そういう人は建設業の方ですね…」などと冗談を交えた挨拶で、お偉いさんがよく行う台本どおりの挨拶ではありませんでした。
パネルディスカッションは、宮崎大学工学部の中澤教授(宮崎県入札契約監視委員会委員長)がコーディネーターを務め、パネリストとして東国原知事、野口県土整備部長、清治前国土交通省技監、吉田アナウンサー、戸敷青年部連合会部長、橋邉宮崎地区青年部顧問の6名で行われました。
テーマは「改革と地域建設業の役割」ですが、その中で論点を1.宮崎県の入札制度、2.基幹産業としての建設業の担い手、3.県土整備・保全における建設業の役割の3点に絞り意見を交わしました。
その中で、県土整備部の取り組みとして行われているワンデーレスポンスを逆手に取り、東国原知事に即答を求める一幕もありましたが…w(ちょっとビックリ!!)建設業界の意見としては、ある程度伝えることができたのではないかと思います。
建設業だけがといった考え方を持つのは良くないでしょうが、今後において建設業界が好転していくことを期待したいです。
投稿者: miyaken 日時: 2007年10月24日 09:53