混乱している入札参加資格申請…
Posted at 07/10/11 PermaLink» Comment(3)» Trackback(0)»
申請受付が10月1日より開始されましたが、審査を受ける側は点数を上げるために必死です。加点の基準が発表されていますが、明確な根拠が不透明なので、問い合わせに応じる人によって回答にばらつきが生じているようです。
前にも書きました(「宮崎県の入札参加資格審査について」2007/9/18)が、内容の公開が9月14日で、その後も変更点がいくつか出てきている状況、それが受け付け開始後も続いているという事態で…混迷!!
また、地域貢献活動においては、公益団体等が主催するの表現において、前回の申請では認めた地区協会を今回は認めないとの判断が、10月9日に出された。(大混乱である。)そもそも地域貢献活動(ボランティア)に対して、A団体主催なら加点、B団体主催だと対象外、何となく的外れのような…地域貢献って何なの??
防災協定に関する方はもっとひどい、同じように災害時に協力してもA社は県との契約成立で加点、B社は下請に回り対象外、これも納得いかないような…、私も会員からの問い合わせに謝るしか策がない。会員からは「いくら協力しても無意味だね」との声も…!!
私もこのことは県に問い合わせましたが、「協会の体制が悪いのでは…」などと言われ、あれこれ問答を続けると、県の方は「こちらが悪いのか…」と開き直る始末、「そう、あんたらが悪い!!」と言いたかったが、喧嘩しても始まらないので分かりましたと引き下がるしか術がない。(何とも情けない!!)
総合的に考えると、受付の始まったこの時期にあれこれ方針が変わるのは、どう考えても県が悪いような気がします。もっと早く方針を打ち出し、詳細を調整していればこんなことにはならないように思えますが…改善される可能性は低いでしょう。移動のある行政機関では、以前の動きを継続させるのが精一杯で、改善策の検討などする余地などないのでしょうか??(疑問)
なんだかんだで、会員に迷惑をかける事態となってしまいました。(すみません!!)
投稿者: miyaken 日時: 2007年10月11日 10:44
"混乱している入札参加資格申請…"へのコメント
CommentData » Posted by との at 07/10/11
県庁の事務屋さんって本当に頭良いの?って感じます。俺も色々と問い合せしましたが、こっちが悪いのかよっていう風な感じで応対されました。
何が開かれた県庁か?県民及び業者(納税者)に丁寧なおもてなしをしろっ!と声を大にして言いたい。
CommentData » Posted by 会員 at 07/10/11
全く同じことを、協会事務局にも言いたい。
CommentData » Posted by 山西 茂 at 07/10/17
私は、現在の日本の状況は江戸時代の末期に非常に似ていると思います。
小泉政権が改革を旗印に、さまざまなものを壊しました。
その結果、地方経済が崩壊寸前になり、地方救済を求める声が上がっています。
参院選挙惨敗を受けて、自民党内部では公共事業増加をもくろむ勢力が増えています。
しかし公共事業の削減の声は、国民の間に強いものがあります。
◎江戸時代の改革の流れ
・正徳の治(1709-16) :新井白石
文治主義・朱子学を重んじる
・享保の改革(1716-45)★ :8代将軍吉宗
新田の開発・目安箱・公事方御定書制定(→幕府の法)
・田沼意次の政治(1767-86):田沼意次
商業の発展・賄賂がさかんに
・寛政の改革(1787-93)★ :松平定信
質素倹約を進めた大変厳しい改革→失敗
寛政異学の金(朱子学以外は禁止)
・天保の改革(1741-44)★ :老中水野忠邦
株仲間の解散・人返し令→失敗
今の時代を江戸時代になぞらえると、?から?のあたりでしょうか。
特に、私は麻生太郎氏と田沼意次が、ダブって見えてしかたありません。
他の県、例えば長野県でも、最低制限価格近くで入札した業者に対して、工事の書類審査が厳しくなる現象が報告されています。
一種の嫌がらせです。
現場技術者がノイローゼになって、辞めていくそうです。