小林市が総合評価方式を試行する
Posted at 07/10/12 PermaLink» Comment(1)» Trackback(0)»
小林市は、年度内に一般競争入札を6件試験的に導入するようです。(2007/10/12宮崎日日新聞)
その中で、県内の市町村では初となる総合評価方式を1件試行するようですが、県のガイドラインに従った形での運用ということで、目的としている「談合防止と同時に低価格競争による公共工事の質の低下を防ぐ」ことが出来るかが疑問点として残ります。
現行の県のガイドラインでの総合評価方式では、技術評価があまり価格に反映しない為、少々の逆転はあるものの低価格が有利な状況となっているからです。
総合評価方式の導入に当たっては、一般的なガイドラインにとらわれない県独自、市町村独自の地域性が発揮できるものを検討して欲しい気がします。
全国的に指名競争入札の廃止、一般競争入札の導入といった流れになっています。この流れを止めることは出来ないでしょうから、特に地方では、地場建設業の育成の為にも地域の独自性を発揮して欲しいものです。
また、県内の一般競争入札導入の動きを見ると、宮崎市が導入に踏み切るのもそう遠い話ではないでしょうが、現行の一般競争入札の問題点をすべて解決した上で導入していただけたらと願うばかりです。
投稿者: miyaken 日時: 2007年10月12日 11:43
"小林市が総合評価方式を試行する"へのコメント
CommentData » Posted by 山西 茂 at 07/10/17
一般競争入札の導入は、中小つぶしとしか思えません。
総合評価方式を冷静に判断すれば、誰でもそう思うのではないでしょうか?
結局みな役所は、上に習えなのです。(長谷川慶太郎氏は「役人はヒラメだ。眼が上についている」と言っています。
そういえばこんな記事を見つけました。
九州の人です。
http://www.data-max.co.jp/2007/08/post_1368.html