県内で毒グモ発見…
Posted at 07/11/08 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
宮崎港や細島工業港で外来種の毒グモ「ハイイロゴケグモ」が発見されました。
ハイイロゴケグモは、熱帯から亜熱帯等に分布するセアカゴケグモの仲間で、神経毒をもっているようです。攻撃性はありませんが、素手で触れると危険です。咬まれた場合は、局所の疼痛、熱感程度の症状がありますが、軽いようです。年のため皮膚科等で受診を受けたほうが良いでしょう。
生息場所は、道路わき側溝の内部や蓋の隙間、フェンスの基部やベンチの隙間などなので、そうした場所には注意が必要です。ただ、市販の殺虫剤等で容易に駆除することが出来ます。
オス |
メス |
こうした外来種が、生態系に与える影響が問題になっています。海外に行き来をしたり、貿易をしたりといった関係がある以上、完全にこうした外来種の進入を防ぐことは難しいと思われます。
しかし、ペットとして持ち込んだ外来種が何らかの理由で捨てられ、野生化し繁殖しているといった例もあるようです。こうした人為的なものは、防ぐことが可能です。
ペットを飼うからには、最後までその責任を全うしてもらいたいものです。「出来ないのであれば、飼うな!!」ということです。
投稿者: miyaken 日時: 2007年11月 8日 10:29