食の安全・安心が揺らいでいるのか…
Posted at 07/12/05 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
これらの問題は、すべて製造(生産)・販売する側の「モラルの問題だ」と言ってしまえば、それで終わりのような気もしますが…ちょっと考えてみます。
産地偽装などの偽装行為は、一種の詐欺行為で許されるべきものではないでしょう。それは、知名度を利用し付加価値を付けることや安い食材の利用によりコストを削減させことで利益を得ようとするものです。
つまり日本人にありがちなブランド志向的考え方を逆手に取った、犯罪行為と言えるのではないかと思います。(許されませんね!!)
一方、製造日改竄や期限切れ食材の利用については、改竄は騙す行為ですので許されませんが、賞味期限や消費期限の設定事態に問題があるようにも思えます。
食品衛生法でそれらが定められているのでしょうが、一般家庭で期限切れの食材を使っていないかというと多分そうではないはずです。使えるかな…食べられるかな…と状態を確認した上で、使うなり捨てるなりの判断をしているはずです。
つまり、私たちはこの期限を目安として利用しているはずです。そう考えると、製造・販売する側も目安として利用してもよいはずで、期限切れの物を販売したところで特段問題がなければ良いような気がします。
海外と比べれば、日本の衛生管理は行き届いている方だと思いますし、食糧不足などの地域のことを考えると、期限切れ食材を一括処分といった考え方はちょっと問題があるように思えます。
「食の安全・安心」を考えると期限内消費が望ましいことでしょうが、そうでなくても問題が起こらなければ良いような気がするのですが…その判断はちょっと難しそうです。
それを「販売する側のモラルに委ねる」と方法では…何か起こった時の罰則を強化することで、「食の安全・安心」を確保していくといった考え方もあるように思えますが、それはそれで難しいことなのかもしれませんね。
ただ、期限切れ食材については、別に問題が起きている訳ではないのに騒がれすぎているような気がします。問題が起きてからでは遅いとの考え方もあるかもしれませんが…(期限切れのものを平気で食べている自分がココにいます。w)
投稿者: miyaken 日時: 2007年12月 5日 10:44