今度は、自販機での購入に成人識別ICカード「taspo（タスポ）」が必要となるようです。これは、未成年者喫煙防止の取り組みの一環ということなのですが…。

どうせなら、アルコールとかも合わせてすればとも思いますが、自販機を入れ替えたりする費用が発生するからなのでしょうか、今回はタバコのみですね。

言い換えれば、未成年者の成長にタバコが最も悪影響を与えるということなのでしょうか。（タバコの健康に与える害については散々いわれてますけど…）

「taspo」の導入は、来年3月から順次行われますが、我が宮崎は鹿児島と一緒にパイロットエリアとして全国のトップを切って来年3月からの導入です。この12月から「taspo」の受付も開始されています。残りの県についても、第1次エリア5月、第2次エリア6月、第3次エリア7月と全国に拡大され、来年7月からは日本全国「taspo」が無ければ自動販売機でタバコが買えないということになるようです。（まあ、店頭では買えるんでしょうけど…）

こんな訳で、現段階でタバコを吸う私としては、使う使わないは別として、とりあえず「taspo」を取得してみました。手続き自体は簡単ですが、本人確認書類や写真を添付しなければなりません。

この「taspo」は成人識別のためのものですが、同自販機で20,000円を上限にチャージもできますので、千円札で買ったときのお釣りをチャージしておけば、案外便利に使えるかもしれません。

最近、こうしたICカードや携帯電話を利用し、その場でお金のやり取りをすることなく清算できるようなシステムへの移行が進んでいるような気がします。確かに、時間効率などを考えると便利なような気もしますが、こうしたシステムには判事が付き物です。どのような追いかけっこが展開されるのか…（楽しんではいけませんね。）