揮発油(ガソリン)税の暫定税率は廃止されるのか…
Posted at 08/01/17 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
民主党(小沢代表)の考えは、3月で期限を迎える揮発油(ガソリン)税の暫定税率を廃止することで、ガソリンを値下げするといった考え方です。
一般消費者の立場で考えると、ガソリンの値下げは喜ばしいことです。また、消費税も上げないとの方針も打ち出しています。これが実現でき、国の財政も問題なく回転するというのであれば、是非やっていただきたいことです。
しかし、今の民主党は、政権交代のみを夢見、自民党との対立姿勢を明確に表現しているだけにしか映らない気がします。
以前から掲げている「消費税は上げない」との方針についても、そこで不足する財源の確保について明確な代案が提示されていません。
今回の「揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止」についても、この税金でまかなわれてきた「道路特定財源の確保はどうするの…??」と聞きたくなります。
「もう道路は作らないよ」といった考え方なのなら、地方切捨て・建設業切捨てと受け止め、地方の方々や建設業界は民主党と全面的に戦わなければならないということになります。
この「揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止」については、民主党内でも意見が分かれているようなのですが、そんな事は微塵も見せない小沢代表の強気な姿勢。(小沢代表の一人相撲なのかな…)
本気で自民党と戦い、政権交代を実現しようというのであれば、国民受けの良いことを上っ面で述べるだけでなく、そのことを実現できるだけの代案をしっかり提示していただきたいものです。
投稿者: miyaken 日時: 2008年1月17日 09:27