CPDSのガイドライン改訂…
Posted at 08/02/08 PermaLink» Comment(1)» Trackback(0)»
昨今、CPDSの資格の有無及び資格取得者の自己研鑽状況を評価する発注機関も増えてきています。宮崎県も平成20・21年度入札参加資格審査(平成19年10月1日-25日で受付済)からCPDSを評価する項目が追加されています。
そうした状況を踏まえ、施工管理技術の専門性や登録の信頼性を重視するために変更を加えるようです。
2008年度版ガイドラインの主な変更点
(1) 公開制(誰でも加入できる)
(2) 信頼性(すべての申請に対し証拠書類を確認)
(3) 専門性(施工管理技術が向上するための講習会を認定)
これも特に昨年騒がれた「偽装問題」に対する対策の一環であるのかな…そんな気もします。
ただ、宮崎県内においてはCPDS制度に対する認識が薄いように思われます。「資格を持っている」ということは、資格試験に合格したという事実であって、その時点においてその能力があったということです。その後、その能力が維持されているのか、さらに能力が向上しているのかを判断する一つの材料として、CPDS制度をおおいに活用していただきたいものです。
まあ、技術力は現場で身に付くもの講習など…との考え方をもたれる方もおられるかと思いますが、理論や安全管理面にも重要な部分があり、それらの総合評価が技術者としての評価でしょうから、日々の努力が数値化されるCPDS制度にも一目置いていただきたいものです。
この流れは、競争が激化している建設業界において、ますます重要視されてくるような気がします。良い仕事をするために良い技術者を必要とする。当たり前のことですが、これらが事前評価され、受注を左右する時代へと変化しつつあります。
建設業界は、優秀な技術者の育成にさらに尽力るす必要が出てきているようです。協会は、それを支援するための存在なのでしょう。
Tags: CPDS , 技士会 , 継続学習制度 , 総合評価
投稿者: miyaken 日時: 2008年2月 8日 10:50
"CPDSのガイドライン改訂…"へのコメント
CommentData » Posted by との at 08/02/09
おはようございます。CPDSの意義は大きいと思う反面金取り主義の講習会になってはいけないと思います。
あと、講習会ですが毎年同じ時期になると相も変わらぬ講習会が行なわれていますが、もう少し違ったことか中身の充実した、本当に受けてよかった目から鱗が落ちた?という講習会や討論会、講演会があれば楽しみながら勉強できるのになあと思う。だって土方って勉強嫌いの人が多いじゃないですか。寝ている人も多いし。せっかく忙しい中日当かけて来るのなら寝ないで聞いてられる中身の面白いのが一番でしょう!