中国製冷凍餃子…
Posted at 08/02/01 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
この中毒事件では、有機リン系毒物(メタミドホス)が検出されていますが、それがどの段階で混入したのか(残留農薬なのか、過失あるいは故意に混入されたのか)今後の調査結果が注目されます。
しかし、関連でのクレーム第一報は昨年12月28日だとか、その後、回収騒動となるまでに約1ヶ月かかっています。メーカーや関係当局の対応にも問題点があるような気がしますが…今後の課題でしょうか。
中国でも2004年以降に殺虫剤が調味料と間違えて混入され、同じような中毒事例が数件発生しているようです。中国企業の管理の甘さに問題があるようです。
また、昨年11月に宮崎政経懇話会で話を聴いた「柯 隆(か りゅう)」さんのコメントも見ましたが、中国企業の品質管理より利益追求を優先させるといった考え方が今回の事件やこれまでに発覚している様々な事件の根底にあるように思えます。
中国は、今年8月には北京オリンピックが控えています。そうした中での今回の中毒事件は、食の安全が一気に脅かされる事態となっています。原因究明や再発防止策など中国政府にとっても正念場となりそうなのですが…どこまで明らかにされるかは疑問です。(中国は日本より「偽」の文字がぴったりな国のようですから…)
外国に行くと良く分かると思いますが、特にアジア圏は衛生面が気になります。まあ、一流ホテルなどのレストランは別でしょうが、細かいこと(虫とか…)を一々気にしていたら食事はできませんよね。日本がどれほど素晴らしいかが実感できます。
中国も見た目重視、利益重視といった姿勢をそろそろ国を挙げて転換していく必要があるのではないでしょうかね。世の中は流れていますので、ただ安けりゃよいというのは通用しなくなるでしょうから…。
投稿者: miyaken 日時: 2008年2月 1日 10:34