宮崎市入札制度改革の行方は…
Posted at 08/02/07 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
宮崎県の入札制度改革を受け、県内の各市町村がそれぞれに改革を行う中、その状況を注視してきた宮崎市がいよいよ改革に向け、動きを見せ始めました。
その第1段階として、業界各団体とのヒアリングが行われることになっていますので、県が行った改革での問題点などを市の改革には反映していただきたいものです。(いや、反映していただけると信じています。)
世の中の動きは、入札の公正性、公平性、競争性などを建て前に指名競争から一般競争へと変わりつつあります。宮崎市も例外ではなく、この動きに逆らうことはできないと思っています。
もう1つ改革の動きとして、総合評価方式入札の試行も行われるようです。こうした動きは、宮崎県の現行制度での問題点である、最低制限価格ぎりぎりに集中する抽選的入札を意識したものだと思っています。
こうしたヒアリングや試行を繰り返し行い、より良い入札制度改革を実現していただきたいと思っています。
宮崎市には、地場建設業が地域で果たす役割(地域貢献)について、宮崎県より理解していただいていると思っています。記憶に新しいところでは、平成17年9月の台風14号による浸水被害時に約2週間かけ当協会員総動員で災害廃棄物の搬出作業を行いました。
こうしたことで地域に貢献している建設業界であることも、もう少し理解を深めてもらえるとうれしいのですが、まだまだ悪いイメージの方が強いのでしょうかね…。
地場建設業は無くてはならない存在なのですが、建設業界への春の訪れはいつになるのか…「春よ来い 早く来い」なのであります。
投稿者: miyaken 日時: 2008年2月 7日 10:26