宮崎市政はどうなるのか…
Posted at 08/02/25 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
宮崎市政は、大きな2つの問題を抱えています。
まず、「地域コミュニティ税」の導入についてです。これは、納税対象者(個人で市民税均等割が課税されている者)から1人当たり年額500円を徴収し、地域の防犯防災、地域福祉、環境、地域再生等の活動に活用しようというものです。
この4月からの導入を目指しているようですが、報道等の調査結果によると「地域コミュニティ税」についてよく知らない人も結構いるようで、周知面での問題もあるようです。
個人的には、この税に特段反対する理由はありません。しかし、市の説明で、自治会費との2重負担に当たらない、自治会をはじめとした地域の各種団体も活性化が図られるなどとされていることについて、団地などで自治会離れ、子ども会離れが存在していることも事実で、その辺はどうなのかな…と少々疑問です。
それから「橘通り公園化構想」、これには津村市長の景観づくりに対する思いが込められているような気もします。景観を考えるために海外(シンガポール)視察研修まで行っています。(私も平成18年10月に参加しました。)市長には、シンガポールの景観に対する思い入れが強いようです。
この「橘通り公園化構想」もシンガポールの町並みからの発想かと思われますが、市民の心配は渋滞問題のようで、私も同じく渋滞が心配です。
この渋滞問題については、国道269号(天満橋-池田台)が完成した後の車の流れを見てから出ないと判断は難しいような気がしますが、渋滞解消策をしっかり説明しない限り、市民の同意は得にくいのではないでしょうか。
より良い市を目指して頑張ってもらうことは大変良いことですが、独裁的に事を運ぶと反発が強くなります。予定を遅らせてでも、市民の納得と得て事業を進めていただきたいものです。
Tags: 橘通り公園化構想 , 地域コミュニティ税 , 津村市長
投稿者: miyaken 日時: 2008年2月25日 10:42