恵みの雨なのか…
Posted at 08/03/19 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
水不足で早期水稲の田植えができないと懸念されていましたので、そうした農家にとっては恵みの雨となったでしょう。
一方、年度末ということで工期の迫る建設業にとっては、痛い雨となるのでしょうが…何につけても喜ぶ人あれば、悲しむ人ありということなのでしょう。
今日は、3月19日、気になるのは本日期限切れを迎える日銀総裁の後任人事でしょう。先日、武藤副総裁の昇格人事は、武藤氏が元財務次官という理由から「財政と金融の分離」を訴える民主党が反対し否決されました。
期限が迫る中、次の総裁案は財界人になりそうな雰囲気でしたが、調整がつかなかったのか良く分かりませんが、出されたのは田波氏(旧大蔵次官)を起用する案…民主党は当然、反対する姿勢です。
こんな流れなので、とうとう日銀総裁が空席となる事態に陥りそうです。福田総理への責任追及の声も高まりそうです。
どうして日本が混乱する事態を招くような国会(国会議員)を国民は容認しているのでしょうかね。衆議院を解散させるだけでなく、参議院も議員総辞職でゼロからの出発とか…不可能ですがね。
感じることは、利害関係に絡む駆け引きが多すぎるような…もっと積極的に議論し、お互いの妥協点を見出すことが必要だと思います。すなわち、参議院を仕切る民主党の取った、審議に応じないという姿勢は議員としての権利を放棄した恥じるべき手段のように思えます。
こんな調子なので、3月末で期限切れとなる暫定税率問題も結論を出せず、4月から値下げ(消費者は喜びますが…)、その後、暫定税率が成立し値上げ(消費者は反発…)、世の中は混乱しますよね…ガソリンスタンドが一番大変かもしれませんね。
Tags: 暫定税率 , 日銀総裁 , 福田総理 , 民主党
投稿者: miyaken 日時: 2008年3月19日 09:49