このアンケートは、会員の現状把握や今後の課題点を見出すための資料となります。

当協会のIT化への取り組みは、全国的にも業界としては早い部類に属していると思います。2000年から文書配信のE-mail化を一部開始し、2002年にはE-mailに全面移行させFAX配信を原則廃止しています。

また、2004年にはイントラネットを導入し、会員への連絡は全面的にイントラネットにより行っております。

協会としては、IT化への取り組みを推進してきたわけなのですが、一時は95％程度まであったアクセス率も、建設業界の変革により80％前半まで下がってきています。

結局、IT化の利便性を理解できなかったのか、IT化は必要ないと判断したのか、よく分かりませんが…そうした会員を抱えている現状があります。

建設業界にとって、今や切っても切り離せない存在となっているIT技術なのですが、その辺を認識できているのかが心配なのですが…流れには逆らえないのですからね。

さらに協会は…今年度から総会をプロジェクターを活用して行うことになりました。総会議案書は、ネットにより配布、当日の説明はスクリーンを見てもらう…何とも先進的な総会となります。

これが、どう評価されるのか…今年度の総会がカギを握ります。建設業界が変革の時期を迎えた今、新しい取り組みを様々な分野において行うべきであり、旧態依然のままのほほんと過ごす時期ではないような気がします。

時の流れには逆らえません。維持すべきこと、変えるべきことを良く見極める、そんな力が必要とされている気がします。