「生物と無生物のあいだ」
Posted at 08/04/09 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
根っからの理系人間は、書店でもこんな本に惹かれてしまう。
講談社現代新書1891 |
内容を簡単に説明すると、原子から成り立っている「生物」と「無生物」について、一体何が両者を分けるのかについて、分子生物学の歴史の闇に沈んだ科学者たちに光を当てながら明かしている(ハズ…??の)本です。
読んでみると、ちょっと私には難しすぎ…w、理解度は不十分なのであります。
序章では、生物とは「自己複製が出来るもの…」と切り出します。私は、なるほど…細胞分裂(DNAの二重らせん構造による複製)などを行うことから確かにそうだなと納得してしましました。
ところが、生物と無生物を定義付けるものとは…、さらに奥深く掘り下げられていきます。この辺りから、私の脳は飽和状態で、よく理解できなくなったのですが…
そんな中でも、私なりに理解できたことは、「生物とは常に変化し続けているもの」ということではないでしょうか??「変化し続ける」ちょっと分かりにくいと思いますが…。
生物を組織する単位を細かくしていくと、細胞であり、分子であり、原子となります。原子レベルの実験結果まで紹介されているのですが、今そこにある原子、分子、細胞は、次の瞬間には、別の原子、分子、細胞に代わっているというのです。
これでも分かりにくいでしょうから、もっと簡単にいうと、一方では壊す(バラバラにする)動きがあり、もう一方では作る(組み立てる)動きがあり、相対としてそこに存在しているということのようです。
何となく理解できるような、理解できないような…興味がある方は読んでみるともっと的確につかめるかもしれませんが、私にはこの程度の理解が限界ですね。
言い訳をすれば、理系人間といっても生物学は専門外で、化学が専門なのであります…。w
PS.桃知先生のところで、Amazonのくるくるウィジェット(TM)のことを見かけたので、私も試してみました。本の話題を書いたのに、CDのウィジェット…お試しなので、お許しを…YMOオンパレードです。
Tags: Amazon , YMO , 生物と無生物のあいだ
投稿者: miyaken 日時: 2008年4月 9日 09:28