総合評価方式が税金の無駄遣いにつながる…
Posted at 08/04/15 PermaLink» Comment(1)» Trackback(1)»
こんな記事の見出しを発見…当然に内容が気になるわけで…(「総合評価方式が税金の無駄遣いにつながる」2008.04.04ケンプラッツ)
内容を見ると、総合評価で高得点を得るために過剰品質の提案を行うケースがあり、結果として落札金額が高くなる…これは税金の無駄遣いだ…という論法のようです。
こうした問題以外にも、総合評価落札方式の弊害について日経コンストラクション3月28日号の特集「入札改革の“闇”」で取り上げているようですが…
一般競争入札では、単なる価格競争となり品質確保などの問題から総合評価落札方式へと移行しつつある中での問題点の指摘なのでしょうが、皆さんはどう判断しますか。
公共工事には、予定価格(行政側の積算価格:基準価格)があり、指名競争だと予定価格と落札価格が近似する(落札率が高い)ということで、一般競争、総合評価と入札制度を変化させているのですが、どんな着地点を望んでいるのでしょうか。
入札制度改革の流れの中で総合評価落札方式へと流れています。確かに評価方法など問題を抱えていることは事実だと思いますが、公共工事を単なる価格競争だけで行うことの方が恐ろしい気がします。
当然、良いものが安く出来ることに越したことはないのでしょうが…公共建設物ですから少々高くなっても、安全性や耐久性を重視すべきで、さらに今の世の流れからすると環境に配慮し、景観に配慮する、そんな様々な要因を兼ね備える必要性があるように思われます。
総合評価落札方式は、まだまだ改善途上だと思っています。より良い評価方法を見出し、公共事業を適正な価格で調達できるような制度として確立していただきたいものです。
公共事業は、価格を重視するより、品質を重視すべきものだと思います。この感覚があれば、「落札率が高い」ことを「税金の無駄遣い」だと言い切ることは出来ないように思えるのですがね。
税金の無駄遣いは、空回りし続けている国会の議員の給与であり、労働組合幹部闇専従者への給与であるように思うのですが…確かに今までの公共事業には無駄なものもあったことも確かなようですが、必要な部分はまだ多くあります。特に地方には…
公共事業が「税金の無駄遣いだ」と言われないよう、行政側も胸を張って「必要なものを適正な価格で執行している」ともっとアピールして欲しいものです。
投稿者: miyaken 日時: 2008年4月15日 09:42
"総合評価方式が税金の無駄遣いにつながる…"へのコメント
CommentData » Posted by との at 08/04/15
そうだ そうだ その通り
声を大大大?っ にして叫んで欲しい。
もっと書いてくれ? 心と魂の叫びを?!