「エコクリーンプラザみやざき」の問題…
Posted at 08/04/18 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
この「エコクリーンプラザみやざき」の最終処分場の汚水を一時ためる調整池が破損、3分の1しか使用できないらしい。
「エコクリーンプラザみやざき」は、県央11市町村の一般廃棄物及び県内で発生する一部の産業廃棄物の中間処理及び最終処分を行うため、焼却溶融施設、リサイクル施設、最終処分場等を一体的備えた施設として、約348億円かけ建設されたものです。
2005年11月から稼動しているのですが、この調整池の問題は、稼動前(2004年10月-2005年2月)の試験運転中に発覚したようなのですが、一部に補強工事を加え運用を開始したようです。
この事実は、2年半ほど公表されず施設が運用されていたことになります。施設の設置許可をする宮崎市に対しても報告されてい(口頭では伝えたとか…)ないとのことで、この辺からも問題となる可能性もあるようです。
廃棄物処理施設の建設をめぐっては、地域住民が一番心配することは、水質、土壌、大気などの環境汚染であって、汚染に繋がりかねない問題があるのなら住民への説明と抜本的な対策を最重要視するべきだと思うのですが…。
この「エコクリーンプラザみやざき」は、素晴らしい施設だと聞いていたのですが…一気に信用が揺らいでしまします。まあ、隠してきたというよりは、補強工事は施したし、運用上問題ないとの判断があったのでしょうがね。
施設全体への抜本的な対策、補強工事をするためには、お金が掛かるということで今回公表されたのでしょうが…、関係する市町村は、怒りますよね…事実が隠されてきた上、補強工事にお金が掛かるからと負担を要請されるのですから…
東国原知事が宮崎のPR活動(それ以外のことは良く分かりませんが…)に頑張っているのに…県や市町村の自治体ももう少し連携を強め、県全体として頑張って欲しい気がします。
Tags: エコクリーンプラザみやざき , 環境問題 , 調整池
投稿者: miyaken 日時: 2008年4月18日 09:59