青年部視察研修(6/5-6/7)後編…
Posted at 08/06/10 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
2日目は、青年部にとっても私にとっても第1の目的となる福島県建設業協会へ向けて出発です。
東京-福島は新幹線で約2時間の旅です。「Maxやまびこ」と「つばさ」の連結車両で、福島駅で東北新幹線(仙台・盛岡・八戸方面)と山形新幹線(山形・新庄方面)に切り離されるようです。
福島県建設業協会は、福島駅から徒歩5分ということで、駅で昼食をとり約束の14時まで一休み…(宮崎からNHKが取材をしたいと追いかけてきてましたけどね)
さて、いよいよ福島県建設業協会青年部との意見交換会です。宮崎・福島の共通点は、官製談合・知事逮捕・入札制度改革(一般競争導入)など建設業界を取り巻く環境が酷似していることから、非常に興味深いところです。
2時間の意見交換会の時間をフルに使い、活発に意見が交わされ良い経験となったのではないかと思っています。欲を言うと発言者が偏っていたため、もっと多くの方が自分の思いをぶつけても良かったのかな…とも思いますがね。
内容を詳しく書きつくすことはできませんが、今日の新聞に宮崎県の総合評価方式の入札で地域貢献を重視するような内容が掲載されていました。福島県でも同じような傾向のようですが、この点数を稼ぐがために他所の町や村で奉仕作業をするなどの業者も出ているようで、なかなか難しい問題のようです。
それから予定価格1,000万円以下の工事で指名競争入札が復活と騒がれていますが、報道された第1号が行われた程度で、本丸の土木部発注の物件はまだないそうで、指名業者選定などの問題でかなり慎重になっているとのことです。
私はと言えば、この意見交換会の前後で、協会事務局と今後の協会運営などについて話が出来るよう質問書を持参し、事務局長にお願いをしてきましたが、快く質問にも回答していただきパイプ役は果たせたのかな…。
こんな感じで、今回の視察研修の2つの目的を無事に終えることができ、有意義な視察研修となったのではないかと思います。ただ、この経験を今後にどう生かせるかが課題とはなりますがね。
投稿者: miyaken 日時: 2008年6月10日 09:40