大分県教職員問題…
Posted at 08/07/10 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
この事件発覚後、その全容が段々と明らかになってきていますが…これは大分県だけの問題なのでしょうか。
教員採用試験や昇進人事で商品券などの金品授受や県議の口利きなどがあったようです。採用試験においては、不正合格をさせるが為に不合格にされた人もいるようで…何だか悲しい現実ですね。
教職員といえば、子供の教育を行う立場の人であって、こうした環境下で教育を受けた子供たちが…(一概に悪いと決め付けることも出来ないでしょうがね。)ただ、能力のある人を不合格とし、能力のない人を採用してきた現実もありますから…(ただ、学力=教育能力とはならないでしょうがね。)
また、教育委員会と教職員組合との癒着体質も問題視されているようですが、この労働組合との関係は、これまでに国の機関などでも発覚してますから…根が深いのかもせれませんね。
こうした問題が一つ発覚するとこれまでの例では、複数の類似事件の発覚に波及しています。例えば、建設業の談合問題は全国の様々な機関で発覚、行政の裏金問題も全国の多くの自治体で発覚、食品の産地偽装・期限の改竄も様々な食品で発覚しました。
この教職員問題は同じような道を取って欲しくないと(子供を学校に預けている親としてはですね)思うのですが、実際はどうなることやら…
我が県(宮崎)については、東国原知事が「ない」ときっぱり言いのけました。試験の採点や面接のシステムが二重三重になっているため、特定の人の意見が通らないとの見解でしたが…(通そうと思えば通せる人もいるのだろうなと思う私でした。w)
教育の世界は、将来を担う子供達を育てるわけですから、子供たちに夢を与えるような綺麗な世界であって欲しいなと思うのですが、変化する世の中にあって、教育の世界には様々な問題も多々あるようです。
教育者と保護者と地域社会とが一体となり、子供のためにと変化する必要があるように思うのですが、どの世界においても決められたレール上を歩みながら変化をすることは難しいし、そこの新たなレールを敷くこともさらに難しい現実があります。それでも、どうにかしないといけないのでしょうね。
投稿者: miyaken 日時: 2008年7月10日 09:29