夏期夜間パトロール
Posted at 08/08/07 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
8月5日(火)、毎年恒例の夏期夜間パトロールが行われました。(行事がたて続けに続き記事が後手後手に…)
この夜間パトロールは、毎年交通量が増える「お盆」と「年末」の前に実施されており、宮崎土木事務所と警察と合同でパトロールを行い、それぞれに立場により安全確認を行なっていきます。
工事現場に不備があれば、土木事務所より施工業者へ指示書が出され、指摘を受けた業者は、その後2日以内に改善報告書を提出することになります。
夜間のパトロールですから、照明や赤色等などが特に目立つのですが…設置はしてるものの破損していたり、電池切れであったりというケースが時折見られます。業者の方々もこの辺には注意を払っていただきたいところです。
毎回4班編成で、宮崎土木事務所管内の工事現場約30ヶ所ほどをパトロールするのですが、今回は現場が10ヶ所ほどしかなく、周辺道路の巡回パトロールも兼ねて行うことになりました。
そうなんです。「パトロールヶ所が少ない=工事現場が少ない」ということは、当協会の会員の方々の大半が、県の工事をしていないんです。(建設業者には仕事がないんです。)これが建設業界の実状なのです。
さらには、この仕事が少ない中で、入札制度改革に流れで落札率が下がっており、仕事をしても利益が上がらない。仕事をしなければ、人件費などの固定経費が払えない。さらには、原油高、原材料高などの影響も追い討ちをかけ、八方塞の状況に宮崎の建設業は追い込まれています。
宮崎の基幹産業の一つである建設業に対し、行政も本気で効果の出る対策を考えなければ、失業者で溢れることになるような…建設業界に残された時間は少ないような気がします。(これは建設業界だけのことではないかもしれませんがね。)
宮崎をPRすることも大切かも知れませんが、宮崎の産業全体に活気が出ない限り、より良いおもてなしもできないでしょうに…、「宮崎を知ってもらう」「宮崎に来てもらう」その程度のことでは、宮崎の産業に活気は戻らない気がします。
公共工事を倍増します→建設業が潤います→夜の街に活気が戻ります→飲食業が潤います→タクシーなどの利用が増えます→サービス業なども潤います→個人の消費も増えます→商店なども潤います→税金が増えます→行政も潤います??こんな構図は無しですかね。w
投稿者: miyaken 日時: 2008年8月 7日 08:57