そんなオリンピックや高校野球の応援に日常を忘れるぐらい熱くなっている方もいらっしゃると思いますが、ガソリン代が上がり続けた原因の原油高が一息ついたようです。

原油価格が下落に転じており、これを受けて石油卸売各社は来月にも値下げする見込み、当然ガソリンの値下げにもつながる見込みです。

どの程度下がるのか分かりませんが、大きな期待はできないと思います。その他の食品関係などこれまでの影響から値上げが発表されているものもありますから、家計的にはどうですかね。

ただ、ガソリン関係を多く利用する企業にとっては、少しは明るいニュースとなりそうです。（下がり続ければもっと良いのでしょうが…）

原油価格ですが、7月につけた過去最高値の1バレル＝147.27ドルから30ドル以上も下がった1バレル＝113ドル近辺での取引となっているようです。

背景には、ガソリンなどの消費控え傾向などから原油先物への投資が一段落したことなどが要因にあるようですが、米ドルの影響もあるみたいですので、今後の米国経済の動きが注目されるところです。

地球規模の問題として、温暖化問題があります。「ガソリンが高い＝節約に心がける」が「ガソリンが下がった＝消費量を増やす（浪費する）」では、環境問題から見ると意味がありません。

ガソリンの高い安いに関係なくエコドライブに心がけ、各個人が様々な場面で少しでも環境に心がけることが、最も重要な環境対策のような気がします。

こうした世の流れを受け、当協会は会員企業に環境に配慮した会社運営をしていただくため、環境省の「エコアクション21」に関するセミナーを開催します。

エコアクション21セミナー
　日時：平成20年8月28日（木）
　　　　　　14時00分-16時00分
　場所：宮崎建友会館　2F大会議室
　内容：1.環境対策の現状
　　　　2.エコアクション21について
　　　　3.環境活動事例
　　　　4.エコアクション21とISO14001
　協力：リコー九州株式会社宮崎支社

このように建設業界は、環境への取り組みも積極的に考えています。