このことで（多分）困ったのが自民党県連、次期衆院選において宮崎1区では、現職の中山氏を推薦することを先日決めたばかりです。（※多分とは喜んだ人もいる??）

宮崎1区では、すでに立候補を表明している川村氏の優勢が囁かれる中、負けられない自民党としては中山氏に代わる候補者の擁立が急がれるところです。

川村氏は、前回の出直し知事選挙の際、中山氏が担ぎ出し全面的に応援をしていました。（結果は、現東国原知事が圧勝したわけなのですがね。）つまり、自民党系だということになります。

その川村氏が、早々に次期衆院選で宮崎1区から出馬することを表明し、中山氏と争う姿勢を打ち出していました。

裏のことは良く分かりませんが、宮崎県の自民党が力をなくしつつあるのは、以前から燻っている派閥間の争いに原因があると思うのですが、中々一つに纏まれない…そこには私利私欲があるのかな…。

結果として、自民党の議席を減らしているのに…何を考えているのだか庶民には理解できない世界なのでしょうね。

私の素人考えでは、現段階で優勢に立っている川村氏を逆転できるのは、東国原知事しかいないような気がします。他の候補者では、準備の整った川村氏を逆転するのは難しいのではないでしょうかね。

仮に、東国原知事が自民党の推薦で衆院選に立候補をし、空白となる宮崎県知事のポストに自民党推薦で川村氏を当てる…こんな事が可能なら一番丸く収まるのではと思うのですが…。

川村氏は元々自民党系で知事を狙っていたので、出来ない話ではないような気がするのですが、様々な利権がうごめく政界においては、一旦動き出した軌道を修正することは難しいことなのでしょうね。

実際、無所属の川村氏を民主、社民、国民新が推薦してますし、本人も鞍替えは無いと表明しているようですし、10/5には事務所開きも行いましたからね。

こうして、保守（自民）王国だった宮崎は、議席数を段々と減らしてきているんですよね。参議院の松下氏も元々は自民党なのですが…勢力争いの結果、民主党応援などが加わり当選したため、自民党に戻れない。

そして自民党（宮崎）の一番の失態である参議院の外山氏（民主系無所属）は、自民党勢力争いによる共倒れに原因があるような…。

さらに次期衆院選で宮崎1区の議席を失えば…考えるまでもないことですが、宮崎選出の国会議員が一丸となりスクラムを組むことができません。こうして宮崎は、地方として段々と取り残されていく運命なのですかね。

どう動くのか衆院選宮崎1区…どうなるのか宮崎…。