小林・益川・南部の3氏がノーベル物理学賞を受賞…
Posted at 08/10/08 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
現代物理学の発展に日本の伝統ともいえる理論物理学が大きく貢献していることを示せたようです。
小林誠氏と益川敏英氏は、1973年、宇宙や物質の起源にかかわる「CP対称性の破れ」と呼ばれる現象を理論的に説明し、物質の基になる素粒子のクォークが自然界に少なくとも6種類は存在することを予言しました。
※Cは電荷(チャージ)、Pは偶奇性(パリティー)
南部陽一郎氏は「自発的対称性の破れ」という考え方を1960年に発表して素粒子理論に導入、物質が質量を持つ仕組みなどの説明に貢献しました。(南部理論は、ノーベル賞を受賞したワインバーグ・サラム理論や小林・益川理論へつながった。)
恥ずかしながら理系人間である私は、この3氏の名前を知らなかった。(正確には、覚えていなかったが正しいのかもしれません。)まあ、専門は化学ですから…言い訳です。w
私の中に残る名前は竹内均氏(東京大学名誉教授・地球物理学者)。結構、有名ですからね…その竹内氏が編集長をしていた月刊科学雑誌『ニュートン』を高校時代などに時々観ていた記憶があります。
科学雑誌『ニュートン』は今もあるんですね…営業権は教育社から関連会社のニュートンプレスに移ったみたいですけど…今も変わらぬ表紙に懐かしさを感じてしまいました。
この雑誌『ニュートン』も内容的にはあまり理解できていなかったような…記憶に残るのは鮮やかな宇宙の写真だけw…学問を疎かにしすぎですかね。
大学の時に「ビッグバン」のことなどにもちょっと触れる機会はあったのですが、「ゆらぎ」がどうのこうの…と言われ、訳も分からず「ゆらぎ」の計算をさせられ、訳も分からないままに過ぎてしまったような…庶民の理解の域を超えていたのでしょうね。
元々勉強嫌いですから…自ら進んで勉強することもありませんでしたから、こんな知識の少ない理系人間になってしまったのでしょうかね。数学とか覚えることは少ないですからね…公式をどう使うか、謂わばゲーム感覚ですよね。
そんな自分でも、線分を積分すれば、面となり(面積が分かり)、さらに積分すれば立体となる(体積が分かる)ことを知った時、逆に位置を微分すれば速度が分かり、速度を微分すれば加速度が分かることを知った時、ちょっとした感動を覚えた記憶があります。
ただ、こんな知識は今の私の日常生活において使う機会はありませんから、当然、忘れてしまいますよね。下手すれば知っていたことすら忘れていることだって…継続しないと意味をなさないということですよね。
今はこうして日常的にPCを扱っていますが、それでも使わない機能は忘れてしまいます。でも、分からないことを調べることができる「インターネット」が普及していることが、今の生活をどんなに手助けしていることか…ネットの世界が無くなったらどうなることか、想像するのも嫌なくらいです。
Tags: ニュートン , ノーベル物理学賞 , 益川敏英 , 小林誠 , 竹内均 , 南部陽一郎
投稿者: miyaken 日時: 2008年10月 8日 11:42