この研修会は台風に邪魔され続け、当初の予定が9月18日-19日で台風13号が接近し、次の予定が10月1日-2日で台風15号が接近と延期を余儀なくされました。連続して台風に邪魔されるなんて考えてもいませんでした。

結果として、キャンセルが相次ぎ、初日の初級編は参加者3名という寂しい研修会となってしまいました。（本当に残念です。）

しかしながら、参加された方にとっては、これ以上ないような好条件となりました。講師とサポートと付いていますから、ほぼマンツーマン状態です。しっかりCADの操作方法を習得していただきたいと思います。

今回の研修会で使用するCADは、宮崎県が導入している「武蔵CAD土木」の体験版を使用します。（ソフトの斡旋ではなく、純粋にCADの操作法を学ぶことが目的です。）この体験版CDは、セットアップから30日間使用でき、インターネット環境があれば2009年9月末までは、何台でもインストールができるようです。（但し、動作環境としてOSは、Windows2000.XP.Vistaが必要なようです。）

また、この研修会で紹介があった「武蔵.TV」なのですが、このHPはCADで使う部品などが収録されているようです。ユーザー登録が必要となりますが、ここにあるデータは他のCADでも利用可能ということで、武蔵ユーザーでない方も一度見てみると使えるものがあるかもしれませんね。データ量は5,000点ほどあるようですよ。

今回のCAD研修会は、初級編から基礎編と2年前に行った研修と同じ部分だったことが、受講希望の少なかった原因の一つかもしれませんので、次回はさらに発展させた、応用部分の研修会を計画したいと思っています。

例えば、CAD図面から数量を拾い上げたり、設計変更をCAD図面を利用して書き変えたり、そんなことを研修会で行いたいと考えています。CAD操作も基本が大切なのですが、実際問題として現場で役立つ技術を求めているのかもしれませんね。

そんなことを考えながら次回の研修会を計画したいと思います。それでもニーズが少ないということであれば、CADは会員の求めるものではないということなのでしょうね。

ただ、CADって結構、便利な機能を持っていますよね…2年前にもそう感じたのですが、未だに使えるようになっていません。（使えるようになろうとしていません。）それでも便利な機能があるとは思っているんですよね。w勉強した方がいいのかな…。