主催者からすれば、ちょっと寂しいのですが、受講者にとっては少人数であることは好条件です。少しでもCAD操作への理解が深まるよう努力していただきたいものです。

1日目は初級編ということで、本当に基礎中の基礎、マウス操作などから研修が始まったのですが、2日目は基本編となり、横断図を読み込んだり、座標を拾ったりといった実際に現場と結びつく、基本的なことが含まれてくるようです。

日程変更により受講者が減ったことが本当に残念なのですが、参加された方々にとっては、良い研修会であったのではないかと思っています。

ちょっと耳にした話ですが、鹿児島では技術提案の行い方の講習会なども行われていて、結構な参加者があるとのことで、宮崎県でもVE提案の試行が行われていますからこうした部分も必要なのかもしれませんね。

この講習会、赤ペン形式での提案書の書き方の指導などもあり、提案内容が相手に良く伝わるような書き方の指導もあったようです。講習費用もそれなりだったみたいですけどね。

まあ、宮崎県においてCAD操作から電子納品へと結びつく時代が来るのか（いつになるのか）は、ちょっと分かりかねますが、コンサル関係では一部電子納品が運用されています。

この電子納品については、県の職員も扱えなければなりませんから、能力向上という点では、建設会社と同じ環境であるといえるでしょう。電子媒体に併せてこれまで通りの紙での提出を求めることだけは避けていただきたい気がします。

何はともあれ、協会としては会員のためになることを出来る限り提供したいと思っています。