大規模津波防災総合訓練
Posted at 08/10/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
昨日(10/19)、国交省主催・内閣府協賛による4回目となる大規模津波防災総合訓練が行われました。
この訓練は、2004年12月に22万人以上の死者を出したスマトラ島沖地震の津波災害を契機に、政府が年1回実施しています。
訓練の概要としては、今後30年以内に南海地震が発生する確率は50%程度、東南海地震は60-70%程度の確率で発生するといわれており、紀伊半島から四国、九州に至る広範囲において甚大な被害が出ると想定されています。これらに地震津波による被害の軽減を目指して、この訓練が行われています。
こうした災害発生時に様々な場面において活躍の場がある建設業界です。宮崎県建設業協会が主体となり同訓練に参加しました。
メイン会場が宮崎港東地区13岸壁(宮崎市)ということで、実働部隊としては当協会(宮崎地区)の役員及び従業員に協力をしていただき、瓦礫除去訓練と堤防復旧訓練を行いました。
ロボットで重機を操縦 |
決壊した堤防にクレーンで大型土のうを積み 上げ、普通土のうで間を埋め堤防を復旧する 訓練。 |
今回の訓練は、メイン会場のほかにサテライト会場(宮崎市・延岡市・日向市・南郷町・新富町・串間市・高鍋町・川南町・都農町)でも同時に訓練が行われ、総勢3万人規模の訓練となっているようです。
ただ、実際に災害が発生した場合に訓練どうりのことが行えるかというと、そうとは限らないのでしょうが、訓練が行われているか否かでは、その対応に数段の差が出るようです。
当協会は、昨年9月に行われた宮崎市の「総合防災訓練」(3年に1度)にも毎回参加しております。また、宮崎県との防災協定などの関係から災害対応の組織体制を構築するなど、災害に対する準備を常日頃から行っております。
こうしたことを通して、少しでも地域の安全・安心の役にてばと考えています。
Tags: 建設業 , 大規模津波防災総合訓練 , 地域貢献
投稿者: miyaken 日時: 2008年10月20日 10:15