工事看板が一新…
Posted at 08/10/22 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
工事看板の標記方法が一新され、何の工事なのかが分かりやすくなりました。
これまでの工事看板は、工事名などが大きく標記されており、どちらかと言えば行政向けの看板でどんな工事をしているのかを一般の方が判断するのは難しい内容のものでした。
その看板の標記方法が一新され、何の工事なのかを大きく標記し、一般の方に分かりやすい工事看板へと変更されました。
宮崎県の工事看板 |
宮崎市の工事看板 |
このような変更が行われたのは、地域住民に公共事業への理解を深めて欲しいとの行政側の思いなのかもしれませんね。
確かにこの看板なら、何の工事なのか、何をしてるのかが一目で分かります。一目で分かると言うことは、何に(どこに)注意すればよいかも判断しやすいので、事故防止にもつながるのかもしれませんね。
建設業界は、宮崎県の一般競争入札導入以降、大変厳しい環境下に置かれています。それに追い討ちをかける世界的金融危機、正に正念場なのかもしれません。
そんな中、建設業者によっては細部まで勉強し、不明な点は行政への質問として投げかける。そうしたことを繰り返し、会社としての資質向上に務めているところもあるようです。(全ての会社に当てはまらないのが残念ですが…)
この10月から宮崎県は予定価格の事後公表を試行しています。事前公表だと積算をしなくても工事金額が分かりますから、数字面で入札することが出来ましたが、事後公表になるとそうは行きません。
会社の積算能力・積算精度が問われることになります。まあ、積算できない会社は無いにしても、その能力・精度にはばらつきがあると思います。会社としての資質が問われると言うことになるでしょうね。
ただ、このことだけでは落札率を引き上げる要素になりえないことが残念です。正確に積算できたとしても、応札額は最低制限価格を狙うでしょうからね。(このことを自分で自分の首を絞めてると言われればそれまでなのですがね。)
建設業界の努力は続くのです…。
投稿者: miyaken 日時: 2008年10月22日 09:42