献血運動(H20・第2回)
Posted at 08/11/14 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
本日は、今年度第2回目となる献血運動を行いました。会員の協力がちょっと少ないのが残念です。
この献血運動は、地域貢献活動の一環として継続的に行っています。建設業という業種は、労働災害統計から見ても危険を伴う業種である事は明らかです。いつ輸血を必要とする立場になるか分からないということから、献血運動に取り組んでいます。
中には、献血を日常的に考え、献血に協力されている方もいるようですが、私を例にするとわざわざ献血に行くという事は中々考えられません。
それでもこうした「献血運動」という取り組みがあれば、この機会に献血をしますから、そうしたことから考えれば、この「献血運動」への取り組みは十分に意味があると思っています。
この献血運動は、入札参加資格申請や総合評価時の地域貢献活動加点対象からはずされました。理由は、工事に関することですから道路・河川・海岸等の美化や環境活動に限定するということです。
実際問題として、県内の血液が不足するという現状があり、献血運動が地域貢献として認められると献血協力者が増えるというのであれば、県行政をトータル的に考えれば、様々な分野の地域貢献を認めるというのも有りではないかなと思っています。
ただ、地域貢献として認められるから協力する、認められないことには協力しないということにも疑問が湧かないわけではありませんが、今の経営環境では、いざ仕方ない事なのかもしれません。
「加点される=仕事につながる可能性がある」ですから、加点されることには仕事を後回しにしてでも参加する。加点されなければ仕事が優先され、余裕があれば参加する。こうなる事は誰しも同じではないでしょうかね。
これまでの縦割り行政による弊害が色々な場面で見受けられます。これらをトータル的に見直していき、全体的な合理化を図ることが国や地方自治体の今後の課題のような気がします。(一部には、横の壁を取り除く動きも見受けられますが、まだまだでしょうかね…。)
そうした中で、地域に必要とされる活動を粛々と続けていくこと、今はこれしかないのかな…。
投稿者: miyaken 日時: 2008年11月14日 10:59