内閣支持率の急落…
Posted at 08/12/03 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
麻生内閣の支持率も3割程度まで落ち込んできています。また、自民党内に反麻生の動きも…。
この内閣支持率の急落は、第2次補正予算案の提出を先送りしていることが原因だと思われますが、何をどう判断しているのでしょうか。
民主党もですが、麻生内閣発足当初は、その政策方針に対し「バラマキ」だと牽制していました。なのに今は、追加経済対策の裏づけともなる第2次補正予算案(これはバラマキではないのか??)の提出を急かしている始末。
また、定額給付金についても、景気対策として適切だと思わない人が7割強を占める調査結果もあるようですが、多分これこそ「バラマキ」だと考えてのことでしょう。
適切だと思わないのであれば受け取らなければ…と思うのですが、そんな人は殆どいないでしょう。貰えるものは貰うけど、批判も怠らないといったところでしょうかね。
さらに道路特定財源の一般財源化の問題についても、道路を必要としているところもあれば必要でないところも当然あるでしょう。そこに麻生首相のいう「自由に使える」が意味を持ってくるのでしょう。
昨日の夜のニュースで「道路を必要だと思っているのか??」ということで、数人のインタビューの様子が流れましたが、そこに登場する人は「道路より病院を…」「学校なんかの教育に…」「道路は沢山あるから福祉とか…」明らかに報道側の意図があります。
道路を本当に必要としている地域では、こんな声は集まらないでしょうからね。こうした報道側の世論誘導的なことが、今の世の中に良くない影響を与えているのでは…何てことも考えてしまします。
一時期、「建設業=悪者」と一斉報道されていましたし、「公共工事=税金の無駄遣い」と報じられたこともあります。これらも「一部のことであって全てではない」のに報道の取り上げ方で、受け取り方が大きく左右されます。
このことで、国民に「建設業=悪者」「公共工事=税金の無駄遣い」との観念が芽生えたことも事実で、それに今も建設業界は苦しんでいます。
事実を事実として伝えるのが報道の役目であって、世論をある方向に導くような報道のやり方は極力避けるべきであるように感じます。影響力が大きいですからね。
さて、麻生首相、この日本をどう舵とって行くのでしょうか??
投稿者: miyaken 日時: 2008年12月 3日 11:23