タバコが増税されるのか…
Posted at 08/12/05 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
舛添厚生労働大臣が社会保障費の財源として「たばこ税」の税率引き上げ求めているようです。
これは、「社会保障費2,200億円抑制」の抑制幅を圧縮し、社会保障を充実させるのが目的のようです。
タバコ1本当たり5円増税すれば2,200億円の財源は確保出来るようですが、これには農水族の反発も強く、現段階で有力なのはタバコ1本当たり3円の増税、これにより2,200億円の半分強の財源が確保できる見込みのようです。
残り分についても、雇用保険への国庫負担の削減で検討しているようですが、雇用情勢が急速に悪化している現状を考えると、難しくなるかもしれません。
「たばこ税」の上げ幅を巡っては、厚労族と農水族との綱引きが続きそうです。
なぜ「たばこ税」なの…??タバコが健康に害があるから…嗜好品(※1)だから…じゃあ酒はどうなの…何てことを考えてしまいます。(喫煙者だからの意見でしょうか??)
※1:タバコは、酒類や茶とともに国民の嗜好品として社会に定着しているが、医学的側面から日本循環器学会等の9学会は嗜好ではなく病気としており、嗜好品であるかどうか議論の対象となっている。
世の中、『喫煙者=悪者』のごとく、禁煙・分煙と肩身の狭い思いを強いられています。今、皆がタバコを止めると7兆円以上の財源を失うことになるのですが…
他にも幅広く国民に負担をお願いする消費税(国民の反発は必至ですが…)や裕福な人に負担をお願いする高額所得の税率引き上げなども考えても良いように思うのですがね。
さらには、国会議員の議員報酬を大幅に引き下げるとか…、国家公務員の給与を引き下げるとか…全く議論されない手付かずの部分もあるんじゃないでしょうか??
この日本のこと、国民全員で痛みを分け合うというのであれば、真っ先に議員報酬や給与の面を見直すことも…民間には、減収・減益・減産・減員などなど大きな波が打ち寄せてきているのですからね。
投稿者: miyaken 日時: 2008年12月 5日 10:01