どこまで下がるのか??ガソリン代…
Posted at 08/12/08 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
1年程前には全く逆のことを書いたのですが、今は逆、消費者として安い分には構わないのですがね。w
昨年頃から段々と値を上げ始めたガソリン代、値上げに次ぐ値上げに「どこまで上がるのか…ガソリン代!!」(2007.11.20)といった記事を書いたのですが、その後も値上げは続き、今年7月にはレギュラーガソリン1リットル当たり180円ほどまで値上がりしました。(※注:途中4月、暫定税率の期限切れによる、税率分の値下げはありましたが、5月には暫定税率が復活しさらに値上げは続きました。)
その背景にあったのが、『原油価格の高騰』、昨年末には史上初の1バレル100ドル代突入か…などと騒がれましたが、その勢いは衰えることなく上がり続け、今年7月に史上最高値となる1バレル147.27ドルを記録しました。
こうしたガソリン値上がり傾向に対し、ガソリン諸費控え傾向が定着したため、原油先物への投資も一段落、一転して原油価格の下落が始まりました。そこに追い討ちをかけるかのごとく巻き起こった金融危機、現在の原油価格は、1バレル当たり40ドル程度にまで下がっています。
原油価格の下落は、ガソリン代値下げに結びついており、今朝の価格は、レギュラーガソリン1リットル当たり109円(会員価格)となっていました。(全国的には、100円を割り込んでいるところもあるようです。)
消費者の立場としては、安いことは良いことでしかないのですが、この下落があまりに急激であることと、価格が数年前の価格にまで戻ってしまったことが、ちょっと気になります。
詳しい事は、専門家が分析してくれるでしょうが、世の中の動きに逆行したねじれ現象となっている感もあります。(まあ、私の素人考えですがね。)
大量生産、大量消費の時代が終わったといわれ、企業は、軒並み減収、減益となっており、減産、減員に踏み切り始めています。企業がスリム化を進める一方では、企業統合など、生き残りに向けての動きが本格化してきています。
こうした世の中の動きには、到底、私の理解は及びません。しかし、企業の非正規雇用者(契約社員)の契約打切りや正規雇用者の人員削減計画などが次々に発表されています。
こうした人々を受け入れる新規雇用の受け皿も少なく、世の中は失業者に溢れることになりそうです。失業者の増加は、犯罪の増加につながるとすれば、恐ろしい世の中になることは間違いありません。
世界的に経済的嵐が吹き荒れている中、この日本をどう舵とって行くのでしょうか。政党間で政権争いをしている時ではないはずです。日本のため、日本国民のために真の議論を繰り広げていただきたいものです。
投稿者: miyaken 日時: 2008年12月 8日 10:32