今年は何をする…
Posted at 09/01/09 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
仕事始め1週間の終わり、正月気分も抜けた頃でしょうか。
協会に年始の挨拶に来られる方が年々減っています。(年末は殆どありませんでしたね。)以前は、協会でもお屠蘇を準備したりしていたのですが、これも時代の変化なのでしょうね。
さて、今年は何をする…どうも世の中の動きが読めないので、これをしなければ…といったことが浮かばない。(したいことは色々あるのですが、それが役に立つことなのかが分からないのです。)
ですが、じっと指を咥えて世の中の動きを静観している時間はないように思えます。世の中は動いていきます。しかもそのスピードがやけに速い。なので、出来ることを出来ることからコツコツと…といった感じになるのでしょうかね。
今、世の中には雇用不安が蔓延しています。そして「仕事があるだけでも幸せ」などといった言葉をよく聞きますが、私は本当にそうなの…??と思うのです。
私たちの年代から上の人の大半は、仕事(会社)こそ自分そのもので、仕事(会社)のために仕事(会社)のためならと心から思い頑張っている人も多いはずです。
なのに、それが報われない(給与は上がらない、賞与は減らされるなど)こともよく聞きます。景気が悪いから…会社の経営状況から…仕方のないことだということも良く分かります。それでも不満は積もるはずです。
不満が積もると仕事(会社)への意欲も減退しますから、会社にとってはマイナスに働いているはずです。働く人は、ここで「会社(仕事)がなくなるよりまし」かと妥協するのでしょう。
ここで、「仕事があるだけでも幸せ」=「仕事がなくなるよりまし」とするなら、会社にとっては、少なからずマイナス要因を抱えているわけですから、意欲を増幅させる何かを施す必要があるはずです。でなければ、会社の未来も危ういかな…と思うのです。
年末には「年越し派遣村」なるものが騒がれていました。確かにそこで救われた人も多いことでしょう。そこを支援する人…「偽善じゃないの??」と言いたくなります。こんなこと書くと、坂本政務官ではありませんが非難豪語、パッシングの嵐となるのかな…。その様子を大々的に報道するマスコミもマスコミです。
支援する人も、批判する国会議員も、報道するマスコミのお偉いさんも、それなりに余裕があるのでしょう…自分の所得を削って、仕事を失った人を雇いますか…ということなのです。私は、そんな人を一人も知りませんからね。
まあ、政府も、自治体も、会社も、個人も、何かしないといけないけれども、何をして良いか分からない…これが本音なのかもしれませんね。
投稿者: miyaken 日時: 2009年1月 9日 13:36