みどりが地球を救う…
Posted at 09/01/28 PermaLink» Comment(1)» Trackback(0)»
新聞にこんな広告が一面を覆っているのを見ると、何故こうなるのかな…と思ってしまいます。
「みどり」から植樹事業など結びつくことは理解できます。確かに、植物は光合成に二酸化炭素を使うためCO2(二酸化炭素)削減に効果があると思われます。
しかし、植物の成長期にはその吸収量も相当ですが、成長した植物の吸収量はそれ程でもないとの説があることは知っていますか。(光合成が成長などに必要な栄養分を作り出す働きですから何となく理解できますよね。)
また、環境問題への誤解的なことは、「『偽善エコロジー』-環境生活」が地球を破壊する-」という本を紹介したときにも書きました。
地球温暖化の原因として、「温室効果ガス」特に二酸化炭素の排出量が問題視されますが、温暖化の原因は、本当に「温室効果ガス」なのでしょうか。
他にも原因として挙げられていることがあることを知っていますか。例えば、「太陽の放射線による影響」や「地軸のズレによる影響」などがあり、「温室効果ガス」による影響は、その中の1つに過ぎないということです。
結局のところ「エコ」をテーマにすると企業にとってもメディアにとっても利益に繋がるし、行政も車のリサイクル税や家電リサイクル法などで、リサイクルを打ち出しお金をとる仕組みを作り上げています。
さらに、自治体は、再資源化目的で資源ごみを回収していますが、再資源化の処理が間に合わず、ただのゴミとして処分したという事例もあると聞いたことがあります。
限られた資源を有効にという観点からの再資源化には意味があるのでしょうが、例えば、新しい紙を作るより再生紙を作るほうが環境への負担が大きいことなどを考えると、一概に再利用が環境のためになるともいえない面があるようで…何とも難しい。
「エコ」と「お金」が結びついている現在では、中々真実が見えてこないのかもしれませんね。「みどりが地球を救う」も「環境に優しいグリーン商品」に結びついたりして…w
投稿者: miyaken 日時: 2009年1月28日 09:45
"みどりが地球を救う…"へのコメント
CommentData » Posted by との at 09/01/30
おはようございます
eco eco eco って言ってますが、行政はあんまり感心無いみたいです。
トップあたりになると違うけど、担当者レベルではウゼエって感じじゃないですか?
エコじゃなくエゴ渦巻く現代、どうやって生き延びていくかがそれぞれ考えて行くべきでしょうね。