宮崎市と防災協定締結…
Posted at 09/02/27 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
防災協定は、平成18年5月に宮崎県と県協会が締結しており、その下部組織として宮崎土木事務所と当協会とで連携を取ってきました。
これまで宮崎市との防災協定についても検討していたのですが、緊急時の指揮命令系統などの問題から締結を見送っていました。
しかし、宮崎市が管轄する出水時の水門開閉業務において、これまで地元消防団などに委託していたのですが、消防団員の減少などからこの業務についても当協会へ協力のお願いがきておりました。
そうした流れで、出水時の水門開閉業務等を含めて、宮崎市と防災協定を締結する運びとなり、本日(2/27)調印式が行われました。
当協会は、従前から緊急時の対応については、組織体系を構築しており、何の問題もないのですが、この協定締結により会員の地域のためにとの思いも一層高まるのではないかと思います。
また、災害資材置き場ナビ(防災マップ)も現在一部に不具合が生じているのですが、その修復も急ピッチで進めており、新年度にはさらに見やすく扱いやすい形で提供できそうです。
さらに、会員の工事情報も併せて提供する準備を行っており、工事箇所が地図上で把握でき、渋滞や迂回の予測が出来るのではと思っています。
この工事情報提供においては、工事の状況をブログ形式でリンクするようにしており、工事の様子も分かり、建設業についての理解も深まるのではないかと期待を持っています。
一抹の懸念は、宮崎市と防災協定を結ぶことで、県との協定を破棄しても…との意見が出るのではないかということです。(会員の中には県に対する不信感がありますから…)
ただ、緊急時においては、縦割り行政ではなく県・市町村が互いに連携を取り、一体となって対応する必要があります。
東国原知事も「県民総力戦」を口にする割には、縦割り行政の垣根を取り払うことができないようですね。(県警本部長も苦言を…『県警「報道で知ること多い」エコプラザ問題で認識のズレ』宮日プレス2009.02.27)
投稿者: miyaken 日時: 2009年2月27日 10:55