電子納品…
Posted at 09/03/11 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今、宮崎県の公共工事入札は、ほぼ全件が電子入札にて行われています。
発端は2003年3月に宮崎県が発表した、建設CALS/ECアクションプログラムによるものなのですが、当初はこの計画に従い進められていました。
この電子化には、PC環境整備やネット環境整備、その他ICカード(認証カード)など費用負担、行政側にもシステム整備など必要であり、計画は段々と遅れる傾向になっていきました。
そんな中、あれだけ騒がれていた「建設CALS/EC」という言葉が、段々使われなくなり(現在は死語??)、電子入札と電子納品など独立した使われ方をするようになりました。
そして、ネットの世界はWeb2.0へと進化し、ネット利用は一般化、様々なことがネット上で出来るようになり、この流れのおかげで、電子入札は、現在の公共工事で全件実施に至ったのだと思っています。
一方の電子納品については、工事部門については全く情報が出ない状態になっていました。測量・設計などの委託業務では一部行われているようなのですが…
こんな情報の乏しい中で、1月に宮崎県建設技術推進機構より電子納品(工事)研修の案内があったときは、内心ドキッとしたのですが、後日、研修は中止になりましたけど、その時でも全く情報が得られなかったので、不安に思っていました。
そして、その電子納品の記憶が薄れ掛けた先日、福井コンピュータの方とお話しする中で、県が電子納品のソフトを調達したとか…当然、福井コンピュータのもののようですがね。
早ければ、9月か10月頃からではないかと…多分、抽出試行から始まるでしょうから、それ程慌てる必要はないかとは思いますが、頭に中に電子納品も置かなくてはならなくなりました。
今後、県側から詳細は発表されるでしょうから、注意が必要ですね。
投稿者: miyaken 日時: 2009年3月11日 09:44